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社会人なら知っておきたい「オシャレと身嗜み」の話。

「オシャレ」と「身嗜み」この違いを説明できる人はいるでしょうか?
正直、僕には明確な線引きがなかった。

僕が勤務する介護施設には制服というものがない。そのため、基本的には着る服は自由である。

自由となると、いろいろな問題がでてくる。
アクセサリーはつけてもいいのか?
髪の毛は染めていいのか?
半ズボンを履いてもいいのか?
派手な服装でもよいのか?

きっと、僕が入職する前に様々な話し合いが行われたと思います。
どの立場で誰のために、いろんな視点からの議論ができると思う。

本題に戻ると、

オシャレと身嗜みの違いは一体何だろうか?
これを明確に言葉で表現してくれている人がいた。

オシャレは「自分のために」
身嗜みは「相手のために」

単純な言葉かもしれませんが、僕にとっては非常に納得できて、冗談抜きで感動しました。

休みの日に、「自分のために」好きな服装をすることは自由です。髪の毛を赤に染めようと青に染めようと、ジャージを着ようとスーツを着ようと問題ありません。

それは、「自分のため」だからです。
自分が満足していれば、何でも良いわけで、周りを気にする必要は全くありません(どう思われるかは分かりませんが)。

一方、身嗜みはどうでしょうか?
身嗜みという言葉が浮かぶシチュエーションを考えてみるとなんとなく分かります。

採用面接の時
仕事へ行く服装
冠婚葬祭の時
好きな人とのデート

などではないでしょうか。

つまり、“相手”を想像していると思います。
不快な思いをさせないように、その場に馴染むように...

思いやる気持ちがとても大切なように思います。

仕事する時に対象となるお客さんに服装で不愉快な思いをさせてはないでしょうか?
身嗜みには服装以外にも、爪、体臭、口臭も含まれてくると思います。

どのような身嗜みが良いのか答えはきっとありません。
いや、無数の答えがあると言った方が正しいかもしれません。

身嗜みで意識する“相手”が誰によるのかによって、変わってくると思います。

相手によって変えて、結果的に派手な格好になることだってあると思う。
しかし、それは結果論に過ぎない。

身嗜みを意識する時には、これでいいのかな。と迷うことは多々あると思います。

しかし、簡単な問いで解決することができるはずです。

「今から会う(対応する)あの人(相手)にどう思ってもらえるかな?」

これに尽きると思います。
もし、不愉快な思いになるなと思うならば不正解です。
逆であれば正解なはずです。

職場においても、オシャレをするのではなく、身嗜みを意識することで相手からの印象がよくなるかもしれません。

身嗜みに気を付けるということは、1つのコミュニケーション方法でもあります。ワンランク上の接遇ができるようになるかもしれませんね。



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