「よくビザとか、在留資格という言葉を聞くけど、そもそもどんな意味なの」と気になっている方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、在留資格と「ビザ」の意味についてご一緒に見ていきましょう。

本来「ビザ」は「査証」を指す

「就労ビザ」「結婚ビザ」など、外国籍の方が日本に滞在できる資格「在留資格」のことを「ビザ」と呼ぶことが一般的です。

これは、入国に関する一連の手続きの流れから、「査証」と「在留資格」を合わせて「ビザ」と呼びます。

しかし、本来は、「ビザ」は「査証」のみを指します。

在留資格とは？

日本に滞在している間はこの在留資格が有効である必要があります。日本に入国するときや、入国後の必要に応じて、法務省・出入国在留管理庁の審査を経て出される、「日本国内ではこのような活動をしてもよいですよ」という「資格」です。

査証とは？

査証は、日本の上陸審査・許可を受けると役割が終わります。日本に入国する前に申請し、外務省・在外公館の審査を経て出される「入国許可」です。

まとめ

一般に「ビザ」は「在留資格」のことをいいます。「在留資格」とは、外国籍の方が日本に滞在し、なんらかの活動をするための許可・資格です。

しかし、本来「ビザ」は「査証」のことをいいます。「査証」とは、日本に入国するための入国許可です。

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