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マンガの世界へ片足を

昨年はいろんなマンガをスマホで読んだ。
以前は避けていた異世界転生モノも、面白い作品は本当に面白かった。大人気なのに読んでなかったものも、無料の枠内で読んでみた。
アプリでは面白く感じないものはサッサとやめて、次々と別の作品を読んでいけるのが良い。
私の好みは探偵モノ、妖モノ、異世界転生ギロチン回避モノ、、、

友情、愛情、復讐、努力、仲間とかいうのより、主人公が達観してるマンガの方が好き。
マッシュルとかワンパンマンとか薬屋のひとりごととかミステリという勿れとか。
呪術廻戦やチェンソーマンはアニメで観て面白かったけど、ドラゴンボールやワンピースみたいに戦いのシーンばかりになっていくに連れて見なくなってしまった。

最近ワンピースのアニメが一区切りついたようで、夫が観てる横で私も観てみた。別れのシーンは今までも何度か観たことがあった。その度いつも旅立つルフィの側の視点でも、残る側の視点でもなく、
「私はこの麦わら海賊団に迎え入れてもらえることは絶対ないだろうな。」
という疎外感を感じた。
いや当たり前だけども!
そもそもマンガだけども!
そういうことじゃなくて、無力感というか、憧れというか、最高のチーム過ぎて、絆が強すぎて、距離感あり過ぎというか。

その点、主人公が達観しているタイプのマンガだと、
「スゴいね!面白いね!」という理由だけで側にいられそう。
疎外感も無力感も感じないで済む。主人公が達観してるから、こちらに努力や強さを求めてこないし、来るもの拒まずという感じなので読者として居心地が良い。

何を言ってるのか自分でもわからないけど、書いていてわかったのは「思ったより読んでるとき物語の中に入り込んでいるな、私。」ということ。

チョコプランナーの「通った事ないサミット」が面白い。鬼滅の刃、呪術廻戦、エヴァンゲリオンの回を見た。私は全てちょっとだけ観ている。
読んでない側の松尾さんの読まない理由に共感したり、読んだ側の長田さんの熱量と呆れ顔と、イラッとしてるとこに笑ったり。


小説を読んでばかりだった毎日に、スマホアプリのマンガが侵食している。
何度も読み返したいと思った「あおのたつき」「薬屋のひとりごと」「ミステリという勿れ」は本を買ってしまった。本棚には小説よりマンガの方が多い。

この歳になってという言い方は違うけど、マンガもイイなぁ。
長男の部屋にあった「この音とまれ」「ハヤテのごとく」「ちはやふる」、次男の部屋にあった「進撃の巨人」「東京喰種 」「青の祓魔師」も読んどけば良かったな。いや、次男のは怖いな。


今年も面白い本やマンガに出会えるといいな。
それらのドラマ化やアニメ化は見なくなっちゃうけど。
今期観るドラマは「厨房のありす」「アストリッドとラファエル4」、アニメは「マッシュル」「百妖譜」。

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