キラキラヒカル

来るもの拒まず去るもの追わず。まずは自分の幸せから。目標は天寿を全うすること。

キラキラヒカル

来るもの拒まず去るもの追わず。まずは自分の幸せから。目標は天寿を全うすること。

マガジン

  • 図書館に行ってみた

    図書館で借りた本を5冊ずつ紹介。 とはいえ感想のみで内容がわからないものも多々。

  • 💊病気についての覚え書き

    乳がんの肺転移、入院、検査、手術、抗がん剤治療などについて。経験談。思ったこと。

  • 俳句と短歌

    俳句大会や短歌大会に参加させていただきました。

最近の記事

図書館に行ってきた 31

ハリウッド殺人事件 ジェームス・アンダースン 「ジェシカおばさんの事件簿」の小説2作目。2本立て。面白さの要はジェシカおばさんの人柄。 そのコミュ力は、沈黙の4姉妹から話を聞き出してしまう。また、その行動力はハリウッドへ乗り込んで自作の小説の映画化を阻止する。そしてどちらも、その好奇心で事件の現場に自ら踏み込んでいく。 頼りない警察と年相応の体力のおばさんのコンビはハラハラさせられる。 ストーンサークルの殺人 M.W.クレイヴン 読みやすい。ポーの目線で描かれるので分かりや

    • 神の領域へ

      ずっと昔、7歳までは神の領域と言われていた。魂が体から離れやすいと。 それなら死ぬ7年前からも神の領域なのかもしれない。 人生はひとつひとつできることが増え、年老いてひとつひとつできないことが増えていく。 ひとつひとつ頂いたものをひとつひとつ返していく。 最初に体を頂き心を頂き、最後に心を返し体を返す。 体に魂が入るのは動物も同じ。生きるだけなら人間も動物と同じ。 人間には心がある。これが全てを複雑にする。喜怒哀楽、諸々の感情。 心は体の成長と共に少しずつ自らを毒していき

      • 老いた両親と老いつつある私と

        昨年の夏、孫の顔を見るために5泊6日で北海道へ行った。今年の春はお互いの両親の様子を伺うために関西方面へ行く予定。 半分は観光も含め今回も5泊6日で考えている。 うちの両親は2人とも80を超えているので、泊まらせてもらうのは控えるつもり。認知症の母はもともと人見知りで、今はほとんど家から出ないらしい。 娘の私はともかく、夫が泊まるのはたぶんストレスになると思う。それに食事や洗濯物など、負担を増やしたくないのもある。 夫の両親の家には1泊させてもらうことになっている。けれど

        • 悩み相談に答えるのは私には無理

          あさイチのお悩み相談に大好きな方々が出ていたのですぐさま録画をした。 私とは全く立場の違う新鮮な視点のジェーン・スーさんと、同じ誕生日の木村多江さんと、情緒安定型の安心のいとうあさこさん。 お風呂が面倒。どう気持ちを奮い立たせるか?という男性からのお悩み。 スーさんの「尿意です。」に1人で大笑いしてしまった。「全てのことの動機づけは尿意。」もう名言。 学生時代の友達と意見合わなくて喧嘩してしまうというお悩み。 あさこさん「今、感覚がたまたま合わない時期なだけ。50過ぎたら

        図書館に行ってきた 31

        マガジン

        • 図書館に行ってみた
          31本
        • 💊病気についての覚え書き
          24本
        • 俳句と短歌
          9本

        記事

          初めての手相占い

          たまにノンストップを見る。SnowManのふっかさんと設楽さんのやり取りが楽しい。設楽さんは気に入った人をイジるとこがあると思う。野呂佳代さんとか。 「春になったら」というドラマでふっかさんはノリさんと共演している。その繋がりでラジオ「木梨の会」にも出ていた。所さんとも、いずれはヒロミさんとも仲良くなっていきそう。そういえば「バナナムーンゴールド」にも出てたな。 ふっかさんを見てると人との繋がりが広がっていく様を見ることができる。 楽しそう、嬉しい、ありがたい、そんな気持ち

          初めての手相占い

          図書館に行ってきた 30

          シャーロック ・ホームズ殺人事件 ジェームス・アンダースン 大好きなドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」の小説版。ミス・マープルに似ている。未亡人で、甥と仲良しで、好奇心いっぱいで、細かいところまで気がついて、コミュ力高くて、おせっかいで頑固。 無鉄砲だから危機に陥りやすくてハラハラする。事件解決で満足してるのに、更にどんでん返しがある。 ホント、すごいよ。宮崎美子さん、演ってくれないかなぁ。 ゴルフ場殺人事件 アガサ・クリスティ ポワロシリーズ2作目。 ポワロの人となりがわ

          図書館に行ってきた 30

          鼻歌はみんなを救う

          よく鼻歌を歌う。鼻歌はすごく良い。 ネガティヴな想像や止まらない不安、頭の中でぐるぐる回るCreepy Nutsのブリンバンバンを消してくれる。 私はたいてい機嫌が良いんだけど、夫は「ヒカルは料理が嫌いだから作りながら怒っているかも。」とか思っちゃう人だから、鼻歌を歌っていると「私は機嫌がいいですよ」アピールができる。夫の不機嫌を直してしまうこともある。 私のおすすめ鼻歌曲は、 「スプーンおばさん」の「夢色のスプーン」と「リンゴの森の子ねこたち」 「キテレツ大百科」の「す

          鼻歌はみんなを救う

          イギリス、ときどき江戸

          いつだったかBSでミス・マープルを放送するという予告を見た。その後図書館でマープルのシリーズを読み始めた。 ドラマの方は以前、夢中になって観たけれど内容はあまり覚えていなかった。ただマープルのこぢんまりとした暖かい部屋の様子、街へ出かけた時、散歩の時に見える景色、マープルの話し方などは本を読みながら思い出すことができた。 アガサ・クリスティの他の作品を調べていると「アガサ・クリスティ賞」というものがあった。その中から「黒猫の遊歩あるいは美学講義」を図書館で借りてみた。今まで

          イギリス、ときどき江戸

          図書館に行ってきた 29

          福家警部補の挨拶 大倉崇裕 犯人探しをするミステリーではなく犯人が最初からわかっているサスペンス。作者は刑事コロンボのファンらしい。主人公のキャラがしっかりしている。 物語に深みや広がりはないけど、面白さはそこじゃない。古畑任三郎や杉下右京のような面白さ。 烏に単は似合わない 阿部智里 八咫烏シリーズの1作目。松本清張賞受賞作。 ライトノベルっぽいと思ったら続編の方がアニメ化決定してるらしい。確かにしやすいタイプの話だと思う。妃選び、権力争い、謎の皇太子。あるあるのラストで

          図書館に行ってきた 29

          姫榊の花が咲いた

          強い北風が吹く中、暖かい部屋には一足早く春が来ているようです。

          姫榊の花が咲いた

          筋金入りの頑張れない人

          脳科学の中野信子さんのYouTubeを見た。人間には頑張れる人と頑張れない人がいるという。 ドラゴン桜は観なかったけど、そこでも同じことを言っていたらしい。 利き手ではない方の小指で机を100回叩くという診断方法で、私は早々に諦めた。というか「今、いくつだっけ?」となった。私は頑張れない人だった。うん、だろうと思ってた。 頑張れる人は報酬系がモチベーションに、頑張れない人は損得勘定やネガティヴ思考がモチベーションになるらしい。妬みとか? 頑張れる人は長くコツコツ、頑張れない

          筋金入りの頑張れない人

          図書館に行ってきた 28

          マスカレード・ナイト 東野圭吾 前回のマスカレードホテルは映画も観た。なので今回は頭の中に木村拓哉と長澤まさみが出てきた。 前作をしっかりとなぞった感じで、それはそれでよかった。動機はもっと違うのは考えつかないのかな、と思ってしまう。 スリーピング・マーダー アガサ・クリスティ マープルシリーズ最終話。面白かった。 好奇心いっぱいの若夫婦を心配して見守るマープル。 関係者との何気ないお喋りから犯人を見つけ、証拠がないから次の被害者を予想して先回りして撃退する。 最終話が一番

          図書館に行ってきた 28

          図書館に行ってきた 27

          復讐の女神 アガサ・クリスティ マープルが依頼されて事件に立ち向かうのは初めてだったと思う。アリバイとかトリックではなくて、表情や行動の違和感、人間をよく知るマープルならではの視点で進んでいく推理が面白かった。後半はいつにも増してもったいぶる感じだった。和訳でよくある要領を得ない会話にも慣れてきた。 猫探偵正太郎の冒険 柴田よしき 長編が先に数冊あったらしい。なので本来、猫がどんなふうに事件と関わっているのか正解がわからなかった。人間が推理をするのではなく猫が事件を未然に防

          図書館に行ってきた 27

          諦めてから死ぬまでの空間は楽しく

          アウトデラックスでのマツコさんとあのちゃんの会話。 あのちゃん 「私は死ぬまでに何をしたらいいのか。」 「マツコさんは死に向かって歩いている。」 「マツコさんは何かを諦めて生きてる。」 マツコさん 「私はいつ死んでもいいと思って生きてるわよ。」 あのちゃん 「なんか、飽きちゃうかなって。」 マツコさん 「飽きたら人間はお終いです。」 「私は生きることに飽きました。」 あのちゃん 「私も諦めそうになるときがある。」 「諦めて生きてる空間に何があるのかな?」 マツコさん 「親父

          諦めてから死ぬまでの空間は楽しく

          マンガの世界へ片足を

          昨年はいろんなマンガをスマホで読んだ。 以前は避けていた異世界転生モノも、面白い作品は本当に面白かった。大人気なのに読んでなかったものも、無料の枠内で読んでみた。 アプリでは面白く感じないものはサッサとやめて、次々と別の作品を読んでいけるのが良い。 私の好みは探偵モノ、妖モノ、異世界転生ギロチン回避モノ、、、 友情、愛情、復讐、努力、仲間とかいうのより、主人公が達観してるマンガの方が好き。 マッシュルとかワンパンマンとか薬屋のひとりごととかミステリという勿れとか。 呪術廻戦

          マンガの世界へ片足を

          長男は自由人

          長男がやってきた。 当日に「彼女を連れていく。」と言う。 慌てて夫と部屋を片付けて掃除をした。 私自身は両親や姉妹とは一定の距離を保って生きてきたので、彼女を連れてくると言われると「結婚か、妊娠か。」と一大イベントを想像してしまう。 「一緒に行くって言うから連れてきただけ。」 そ、そうか。そんな気軽な感じで接してもらえる親になれて良かった。 次男のときは授かり婚だったから、彼女の家族構成やご両親のお仕事、実家の場所、彼女の仕事など、夫が次男にいろいろ聞いていた。 コロナ禍だ