東京15 - 13札幌

東京と札幌の接戦を制したのは、セッターの松田好花だった。
彼女は、正源司陽子や中嶋優月などの若手アタッカーを巧みに使い分け、札幌のブロックをかわした。特に正源司は、サービスで2点を奪うなど、攻守に活躍した。

札幌は、キャプテンの河田陽菜が中心となって反撃を試みたが、東京の堅い守備に阻まれた。
終盤には、鈴木ゆうかのサービスエースで追い上げたが、東京は岡崎紗絵のスパイクで決勝点を挙げた。

【MOM】

松田好花（東京・S）
＜選定理由＞
松田は、評価点7.9とチーム最高の成績を残した。彼女は、トスの精度やバリエーションが高く、札幌のディフェンスを翻弄した。また、自らスパイクで1点を挙げるなど、攻撃にも貢献した。

【監督コメント】

吉高由里子 監督（東京）
「今日は、松田のセッティングが素晴らしかったです。正源司や中嶋など、若い選手たちにも自信を持ってボールを渡していました。札幌は強豪チームなので、最後まで気を抜けませんでしたが、選手たちの粘り強さが勝利につながりました」

鈴木愛理 監督（札幌）
「惜しい試合でした。河田や生見など、主力選手は頑張ってくれましたが、東京のセッターに対応できませんでした。彼女は、トスのスピードや高さを変えて、私たちのブロックをかいくぐっていました。東京は3連覇を狙っているだけあって、レベルが高いです」

【選手コメント】

松田好花（東京・S）
「今日は、（正源司）陽子ちゃんや中嶋さんがよく動いてくれたので、トスを出しやすかったです。札幌は、河田さんや鈴木さんが強いので、簡単には点が取れませんでしたが、チームで一生懸命守りました」

正源司陽子（東京・OH）
「松田さんのトスがすごく合っていました。サービスも入ってよかったです。札幌は、羽瀬川さんや上村さんが新加入して、攻撃力が増していると思いました。でも、私たちも負けないくらい強くなりたいです」

河田陽菜（札幌・MB）
「東京はセッターがうまくて、スパイクが決まっていました。私たちも、ブロックやディグで食い下がりましたが、足りませんでした」

鈴木ゆうか（札幌・OP）
「東京は、若い選手が多いけど、経験もあって、バランスがいいです。私たちも、新しいメンバーが加わって、チームとしてまとまってきました。今日は、サービスエースが決まってうれしかったです。でも、もっと点を取りたかったですね」

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