札幌 13 - 15 名古屋

第7節第1試合は、世界クラブ大会出場権を争う2位の札幌と、下位脱出を目指す7位の名古屋の対戦となりました。
札幌は前節の福岡戦で清原果耶を起用し、トス回しを変えて勝利を収めましたが、今回は遠藤理子にスタメンを譲りました。

試合は序盤から札幌のペースで進みました。
生見愛瑠と谷口愛季の強烈なスパイクで得点を重ね、キャプテンの河田陽菜もブロックで貢献しました。遠藤理子のトスも安定しており、札幌は9-4とリードしました。

しかし、名古屋も負けじと反撃を開始しました。安納蒼衣の巧みなトスで瀧野由美子や江角怜音にチャンスを作り、滝口芽里衣や田村保乃もサービスやブロックで得点を奪いました。當真あみもスパイクで4点を挙げ、名古屋は13-13と追いつきました。

両チームは一進一退の攻防を繰り広げていましたが、最後は名古屋の滝口芽里衣がブロックで決勝点を奪い、名古屋が15-13で逆転勝利を収めました。名古屋は2連勝で勢いに乗り、札幌は2連勝でストップしました。

【MOM】

生見愛瑠（札幌・OH）
＜選定理由＞
生見愛瑠は札幌の得点源として活躍しました。3点のスパイクを決めるだけでなく、レシーブやディグでも安定したパフォーマンスを見せました。
評価点は9.0と両チーム最高でした。

【監督コメント】

鈴木愛理 監督（札幌）
「残念な結果になりましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦ってくれました。私たちはこの敗戦を糧にして、次の試合に臨みたいと思います」

中村ゆり 監督（名古屋）
「選手たちは粘り強く戦ってくれました。札幌の選手たちも素晴らしいプレーをしてくれました。特に生見選手は攻守ともに際立っていました」

【選手コメント】

生見愛瑠（札幌・OH）
「負けて悔しいですが、チームとして一生懸命やったので後悔はありません。名古屋の滝口さんにはブロックで何度も止められました。もっと上手くなりたいです」

滝口芽里衣（名古屋・MB）
「札幌の選手たちはすごく上手で、特に生見さんはスパイクが強くて、レシーブが大変でした」

河田陽菜（札幌・MB）
「惜しい試合でした。名古屋の安納さんはトスがうまくて、瀧野さんや江角さんにいいボールを出していました」

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