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『衣食住店』の"衣" → 䒾々

䒾は、日本独自の漢字。元の漢字は、『蓑』。
この字には、”草木が枯れしおれるさま”のような意味があります。この文字を続けて書くと『蓑蓑』”草木の葉がしげるさま”の意味となります。

九州大学が移転し、人も少なくなった箱崎のこれからを思い、䒾々(ii)をオープンする事になりました。


こんにちは。筥崎荘々スタッフのひかりです。
11月より、筥崎荘々のギャラリースペースを独立しました。
名前は、䒾々(いい)といいます。

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䒾々 / ii / いい
衣をテーマにした、ギャラリー
http://www.hakozakiso-so.store/ii.html


今回のnoteでは、䒾々について、
ボスのけんごうさんが箱崎に町に店を作ることになったきっかけについて、
そしてこれからの筥崎荘々について書いてみます。


■ 『䒾々』がはじまったストーリー

これまでの筥崎荘々の要素は3つ
01. 小さな宿
02.カフェ/酒場
03.衣食住店

『衣食住店』は、カフェ/展示会/音楽ライブ/パーティなど、他種多様な企画を展開したい思いを込め名前をつけました。オープンしてから、ありがたいことに、カフェのお客様も増えてきたのもあり、1周年を迎える、11月に”衣"をギャラリーとして、独立することしました。


䒾々を独立することになったきっかけは、ボスのけんごうさんが箱崎に店を作ることになったきっかけとなった場所にあります。


□ 2015年3月『終わりと始まり』

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ここは、きっかけとなった方の服飾デザイナーのアトリエだった場所です。
その方は、『GROU』という屋号で服を制作されています。

2015年3月に九大博物館 第一分館倉庫で開催されたイベント「終わりと始まり」で空間演出をGROUさん、イベントのブッキングをけんごうさんが、担当しました。

打ち合わせのため足を運ぶようになった箱崎は、箱崎九大キャンパスの「終わりと始まり」に関わると言う過渡期でした。

イベントの様子は、映像で是非ご覧ください。


街の移り変わりの中、九大のキャンパス移転で空き物件も多く、筥崎荘々のような新しい店もたくさんオープンしています。

䒾々の由来を改めて。

䒾は、日本独自の漢字。元の漢字は、『蓑』。
この字には、”草木が枯れしおれるさま”のような意味があります。この文字を続けて書くと『蓑蓑』”草木の葉がしげるさま”の意味となります。

九州大学が移転した箱崎のこれからを思い、䒾々(いい)をオープンする事になりました。

一つなら枯れゆくけれど
二つなら 受け継ぐ先があればつづく しげる
終わりと始まり と、

名前は、一番短い詩で

これから色んな人に「䒾々」と呼ばれて
唇に馴染んで、足を踏み入れて、人と流れが巡って
䒾々になっていくのが楽しみです。


䒾々のある梅津ビルには、素敵な店がたくさん入っています。
筥崎荘々から道を挟んだ梅津ビルへ案内するのが、なんだかこの通りの賑わいにも繋がっているようでわくわくします。

箱崎の繁りの種に
ぜひ、皆さんも足を運んでください。


䒾々では現在、『滴る展示室』開催中です。

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鉱石のジュエリー、インスタレーションアート、即興音楽など、多角的観点から切りとられたさまざまな「滴り」で彩ります。
会期中も常に変化し、訪れる人の五感を静かに刺激する展示空間を、ぜひ体感しに来てください。
http://www.hakozakiso-so.store/ii.html

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■ これからの筥崎荘々

これからの筥崎荘々は
01. 小さな宿
02. カフェ/酒場
03. 筥崎荘々の企画イベント
04. 貸スペース

『筥崎荘々』は、これからデザートメニュー開発したり、宿泊もできる貸しスペースとして、カフェとスペース運営に力を入れていきます。

『䒾々』の、通常営業時はGROUの洋服のオーダーを受けたり、徐々に縁のある物をセレクトして販売したり、月1ペースで、企画展を開催予定です。

䒾々の場所は、筥崎荘々の目の前のレトロなビル・梅津ビルの一室。徒歩数十秒です。
展示会のトークイベントなどは、筥崎荘々と連動して開催していきます。


読んでくれてありがとうございます! サポートうれしいです。 来店時にnote読んだよとか教えてもらえるととても喜びます。