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35年目のひとり旅の宿

「1988年って覚えていますか?」 白馬風の子開業の年です。

記憶がしっかりある方もまだ生まれていない方もいらっしゃることと思います。そんな1988年、昭和63年8月に「白馬風の子」は開業しました。

一人旅大歓迎の宿 白馬風の子

開業当時からひとり旅大歓迎の宿として営業しており、たぶん令和の時代になっている現在の白馬村では一番古くから「ひとり旅」を歓迎している宿だと思います。当時はゲストハウスとかバックパッカー宿という言葉が一般的でなく、年末年始やゴールデンウィーク、旧盆に関係なく通年で男女別相部屋や一人部屋を設置している宿はほとんどありませんでした。

2022年の白馬風の子


開業当初はまだペンションブームの頃で白馬村には若い女性が大勢いらしていたと記憶しています。しかし風の子は男性中心…。「何で白馬村のあちこち若い子いるにここはいないんだ~(笑)」なんてお客さんの声を何度も聞いていました。
決して女性を蔑(ないがし)ろにしていたわけではありませんが、男女別相部屋(ドミトリー)中心の当館は7割は男性でした。
また当時の旅行情報誌「るるぶ」などに広告は出しておらず、ほとんどが「とほ」誌で知ったか、ありがたい事に友人知人泊まった方の口コミでの紹介でした。

2023年になった今、これからも「ひとり旅大歓迎の宿」としてもうしばらくは続けていきます。たまに勘違いされる方がいらっしゃいますが「ひとり旅大歓迎」の宿という事で「ひとり旅」でなければ泊まれないという事ではありませんよ~。ファミリーやグループの皆さんも歓迎しています。けっこう適当な宿ですが興味のある方は遊びにいらして下さいね。
当館にバストイレ付きの部屋はひとつもなく、二人の世界を大切にする方々にはちょっと不向きな宿だと思います。

35年間で白馬村内に建物は増えたけど白馬の山の景色は昔のまま

白馬にはたくさんの個性的なステキな宿が沢山あります。皆さんにあった宿が見つかりますように。


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