河鍋暁斎のまとめ〜魅力が詰まったスクラップブックを作ってみた〜
河鍋暁斎が気になる人になってきたので、ネットで転載できる絵などを、振り返られるように集めておきました。河鍋暁斎が気になり始めたきっかけは、先日のnoteに記したのですが、彼の肉筆画を初めて東京国立博物館で観覧したからです。
調べてみると、直近では『暁斎絵本』という書籍が、太田記念美術館の監修のもと、青幻舎から発売されていました。また2021年には同書が作られるきっかけとなっただろう特別展『河鍋暁斎―躍動する絵本』が、太田記念美術館で開催されていました。
なんとなく河鍋暁斎が話題になっているんだなぁと。ということで、スクラップブックのように、後から振り返られるように、関連コンテンツをここに貼り付けていきたいと思います。(要は、あまり考えずにペタペタと貼り付けていっただけなのです)
■河鍋暁斎の関連書籍
書籍『暁斎絵本』は今月発売された新刊です。それに先立つ昨年の2021年10月29日(金)~12月19日(日)には、書籍の元となっただろう太田記念美術館の特別展『河鍋暁斎―躍動する絵本』が開催されていました。
今年(2022年)の3月〜6月にかけては、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(RA)で特別展『Kyosai:The Israel Goldman Collection』が開催されていました。
これは、ロンドンを拠点とする、日本の版画を専門とするアートディーラーの「The Israel Goldman」のコレクションを展示したもののようです。当展示会については、こちら『ARTnewsJapan』というサイトに、日本語で詳細が報じられていました。
2020年11月〜翌年2月までは、東京ステーションギャラリーにて、『河鍋暁斎の底力』という展覧会が開催されていました。
パンフレットに「下絵だけじゃだめですか?」と記されている通り、この展覧会では、暁斎の本画が一切展示されていません。展示したのは、河鍋暁斎記念美術館の収蔵品である素描、下絵、画稿、宴席などにおいて即興で描かれた席画、弟子の参考に描いた絵手本などでした。
いやぁ、これは観に行きたかったですね。まさにわたしの好みの展示会だったと言えます。なぜって、リリースに「暁斎の生の筆遣いが感じられる作品ばかり」とありますが、こうした素描や下絵は、本当に筆遣いもですが、画家の息遣いが感じられるような気がするからです。実際に作者がそこにいて、筆を持ち、時には勢いよく、時には迷いながら描いていっただろう“実存感”がビシビシ伝わってくるからです。
だから展示会のタイトルも『底力』なんですよね。ごまかしのない河鍋暁斎の生の実力が観られる展示会だったことでしょう。
以下には、そうした暁斎の息遣いが体感できる、絵日記や下絵などを、主に集めています。
■『暁斎絵日記』
国立国会図書館デジタルコレクションにも、河鍋暁斎の
■『曉齋畫稿(きょうさいがこう)』
国立国会図書館デジタルコレクション
■『河鍋暁斎画稿』
国立国会図書館デジタルコレクション
■『新板大黒天福引之圖』
- 国立国会図書館デジタルコレクション
■『新板七福神市原野見[丑]圖 』
国立国会図書館デジタルコレクション
■躍動感が半端ない『元禄日本錦下圖 』
国立国会図書館デジタルコレクション
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