見出し画像

セフレに沼らないのはなぜか

はじめまして、Nagumoと申します。
日本のどこかで理系大学院生をしています。(2022年7月現在)

自己紹介のついでに、タイトルにある通り、「セフレに沼らない理由」を話していこうと思います。あくまで私自身の話ですので、多分参考にはなりません。
簡潔に言えばこのツイートが全てだと思っています。

これを執筆している時点では、いわゆる”セフレ”といって差し支えないような友人が2人います。その人たちがどんな人か、簡単な説明がTwitterの固定ツイートにありますので、気になったらチラ見してみてください。彼らとの出会いやセフレになった経緯については、また今度詳しく書きたいと思っています。

遊び人、ってワケじゃない

高校卒業まで恋愛経験ゼロでした。陰キャのオタクだったので……
最近ではセフレがいる人も多い世の中になってきて珍しいことではないと思いますが、高校生のときは「そんなのありえない!」って思っていました。まだ10代だったしね!?
でも、周りの可愛い女の子たちや陽キャの男の子たちの"誰が誰とシた!"みたいな話は耳に入ってました。そのときは「進んでるなぁ…」としか思ってなかった気がします。
大学へ入学してからは一応彼氏ができましたが、みんなすぐ別れちゃいました。私自身があまり自立できてなかったんだと思います。1人目の彼氏と別れたときに、メンタルの弱さと他人への依存しすぎを反省して、2人目で自分の自立の出来ていなさを反省しました。劇的に状況が変わったのは2020年3月、3人目の彼氏と別れてすぐくらいでした。ここで1人目のセフレができます。

バイト先のセフレ

バイト先の同期の男の子がちょうど同じくらいのタイミングで彼女と別れて、お互いに傷心中だったので、バイトのあとにサシ飲みをしたらそうなっっていました。このとき、はじめて"付き合っていない人と致す"というのを体感しましたが、ムードもあまりなかった気がするので、こういうもんか、と割り切っていました。
多分、こう考えられるのも素質の問題なのだと思います。「致したら付き合いたくなっちゃうかも!」と思わなかったわけではありませんが、付き合いたくなりませんでした。付き合って別れて絶縁するには惜しいくらい、友人として・人間として好きだったから、だと思っています。あと、元カノが私の友人というのも大きい要素ではあります。付き合ったら元カノの顔が浮かびそう。
彼も別の大学ではあるけど理系の大学院生で、研究の大変さや金銭的な苦しさは共感できるところが多いです。セフレになったのは4年生のときだったので、進学に対する不安なんかもお互いに共有して理解し合えていたと思います。私の主観ですけどね。
このままうまく行けば次の4月からお互い新社会人なので、お互いの新生活に向けて内見ツアーでもしようかな、と密かに考えています。知らないうちに大手企業に内定もらっててすごい。

社会人のセフレ

元々同じ学部、同じ学年の他学科の人でしたが、ちゃんと知り合ったのは卒業後です。お互いに大学の近くにある個人経営の小さなカフェの常連だったので、顔と名前は一致していました。ただ、お互いになんとなく近寄りがたいなぁ、と思っていた気がします。会話するようになったのが大学院1年生のときで、その時期はいろんなストレスが混ざり合って、結果的に性欲が大暴れしていたので、マッチングアプリを使って何度かワンナイトしてました。その話をカフェの店長に話したら紹介されたのが彼です、"お前ら似た者同士だよ"、と。そのあと何度か遊んで、家に行ったり来たりしたらそうなりました。そりゃそうだ。
彼は歴代彼女と長く付き合ってきた人なので、とにかく上手かった。ただ、"付き合いたい"という感情は少しも湧かなかったです。大きな理由のひとつに「恋愛観が似ている」というのがあります。いろんな要素が共通していますが、例えば、"恋人や結婚相手とは同じマンションの別の部屋に住みたい"というのがありました。特殊すぎる。あとは性格とか境遇とか共通点が多いので、失いたくない友人の一人です。
今の仕事が残業ばかりで転職したいと聞いたので、転職活動がうまくいったら一緒にご飯でも食べに行こうと思います。残業頑張ってて偉いなぁ…。

セフレと会う=致す、ではない

セフレとはいえ、大前提は人間だし友人です。男女の友情は非常に成り立ちづらい、現に致してるし。でも、私の中のセフレは致すための友人ではなく、致すこともある友人。会って、致して、解散!…じゃなくて、ご飯を食べる、お酒を飲む、ドライブに行く、映画を見る、そのついでに致してるだけです。おまけ、だと思っています。気分によっては致したくない日だってあるし、断ったら嫌われるかも、って怯えながら受け入れるより、今日は無理!って言ってさっさと帰った方が自分のためになります。深夜3時に歩いて帰ったこともあります。自分の意志は強く持とう。
人間としてお互いに尊重できていなければ、雑に扱うし雑に扱われる。どちらかが精神的に自立していなければ、自立している方に依存する。関係を長続きさせようと思ったら、特にこの2つは気を付けた方がいいと考えています。
沼るかもしれない…!と自分で気づくことができたら、適度に距離を置いて、他の友達と遊ぶのが良いです。自分で気づけないときはもう手遅れですが、そういうときって周りが「やめといたほうがいいよ」って言ってくれることが多いです。客観的に見てやめといたほうがいいならやめるのが正解だと思います。一旦ね。

結局のところ

セフレに沼らないのは、

  • 自分自身が自立してるから

  • 人間として好きなところがあるから

  • 相手のために自己犠牲を払わないから

  • (元カノの顔を知っているから)

っていうのが理由です。
沼りたくないなら、まずは友達として健全な関係を築きましょう!健全と不健全をちょうどよい割合で成り立たせていこうね。よいセフレライフを!

では、また。

Nagumo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?