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セフレと香水を作ったときの話

どうも、Nagumoです。

昨年のセフレへの誕生日プレゼントを迷った結果、香水作りの体験をプレゼントしました。本当は自分でプレゼントを選んで渡したかったのですが、香り系のプレゼントって好みがかなり分かれる上に、セフレの持っている香水が無難なサボン系の香水だったので、私があげようと思っていたものと違っていたんですよね………というわけで、彼の好きな香りを自分で作ってもらおうということで「D・Anda」さんで調香していただきました。浅草と上野のちょうど中間あたりのマンションの一室にある、隠れ家の様なお店です。予約のみ。

作る前にお互いに相談したりはしなかったので、調香師の方と相談しつつ、自分のイメージを固めていく感じで香水を作っていきました。2人で用意されてる香りをひとつずつ嗅いで、きゃっきゃっ言いながら好きな香りを選んでいきました。
トップ・ミドル・ベースをそれぞれ3~4つくらい選んで、作りたいイメージに合わせて入れる量を調製してもらいます。選べないときはちゃんとアドバイスも頂けるので大丈夫。このときは30mLの香水を作るプランだったので、トップ6.5mL、ミドル7.5mL、ベース15.0mLになるようにビーカーに入れた後、香りを試して残り1mL分でより好みの香りに近づけていきます。全て入れ終わったら容器に移して、ラベルを付けます。ラベルには香水の名前を付けられるので、香りのイメージで名前を付けたり、推しの名前を付けたり、自由自在です。このときは私が「Beryl」(宝石の名前)、セフレが「CH.RIEUSSEC」(ワインの名前らしい)と付けました。

私の香水はトップ:ラズベリー/ミドル:梨/ベース:トンカビーンズで構成してあるフルーティで甘ったるい感じの香り、セフレの香水はトップ:白ワイン/ミドル:イチジク/ベース:バニラで構成してあるスモーキーで色っぽい感じの香りになりました。これ、あとから話をしたら、お互いに自分が思う「エロい香り」を作っていて、爆笑した。根底にある考え方が一緒すぎる。お互いの香水の香りがお互いに好きな香りだったので、めっちゃいい!!!ってなってた記憶があります。
香水ってお酒みたいに時間を置くと熟成するらしいんですよ。作ったばかりの時の香りはトップが結構強めに香っていて新鮮な甘さがあったんですが、半年後くらいに嗅いだら重くて甘い感じになってました。セフレの方も最初は白ワインの香りが強くて酒!!!って感じだったんですが、最近はバニラ強めになってきました。

この香水、基本的には初対面じゃない人と会うときに使っていて、お互いと会うときは大抵使います。作った日以降で初めて嗅いだ時がベッドの中だったのも、エモポイントなんですよね。セックスする前にシャワーを浴びて、セフレの家のロフトでゴロゴロしていたら、あとからシャワーを浴びたセフレからいつものシャンプーの香りじゃなくて、作った香水の香りがして。「あ、香水つけてる、?」「うん、つけてる。好きでしょ?この匂い」「うん、すき」なんて甘ったるいだけの会話をして、キスをして。そんな印象も深い香りになっています。

こういう、体験系のデートをすると思い出として物が残るので、恋人とか仲の良い友達とかと行くべきだと思います。まぁ、恋人と別れた時とか友達と絶交した時とか、呪物になりやすいのでその点ご留意ください。物に罪はないので、構わず使うのが良いと思うけどね!

今度、使ってる香水たちの話詳しく書こうと思います。
需要あるか知らんけど。

では、また。

Nagumo

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