しろちず

30歳にもなってマンガオタクがやめられなかったので、30歳にもなってマンガの感想をつぶ…

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30歳にもなってマンガオタクがやめられなかったので、30歳にもなってマンガの感想をつぶやきます。アフタヌーンが刺さる人。

最近の記事

マンガ雑感想 トクサツガガガ20巻 また会おうオタク戦士たちよ

※この記事もネタバレしかありません オタクとはライバルキャラが味方になる展開に弱い生き物である さて、ついにトクサツガガガも最終巻。ラスボスのモウイーワをどう攻略するのか? どんな熱いラストエピソードが待っているんだ!!? と意気込んでいたら、なんと最も熱かったのは獣将王のショーンの展開! いや、ゲンカが仲間になるって反則でしょ!! そりゃ叶も吉田さんもバグるわ! 自分も読みながら「はわわわわ」してたし……。文字通り背中を預けるなんてずるいずるい。  もうね、なんというんで

    • マンガ雑感想 金剛寺さんは面倒臭い7巻 今こそ全人類に愛の力を

      ※この記事はネタバレしかありません 17コマのみかん 結ばれることが確定して迎えた31話。さあ、とよ田センセはどうやって二人の”みかん”をどう描くのかとワクワクしていましたが、まさかの演出。1話全編オール見開き! オール1コマ! 心音で埋まるコマ、そして結ばれた瞬間の静寂。この31話、なんというかすべてが尊い。二人の初めての”みみかん”の悦びがあふれてくるよう。金剛寺さん上位で樺山君が「キャー」となる点も王道ながらとても良い。  なんというか、とよ田センセの描くセックスには

      • マンガ雑感想 ぼっちなエースをリードしたい1巻 バッテリーってプラスとマイナスだから陰陽だよね。

        夫婦は互いにもってないもの補い合う存在なのだ ついに単行本が出ました、フォーム写実野球漫画界の巨匠・水森センセの新作。ぼっちリ 。エース介護系キャッチャーが主人公というのは珍しい気がする。構図としてはある意味おお振りと一緒なんだけど、すごい違う。あっちは阿部も陰キャっちゃ陰キャか……。  ザ・少年漫画な感じだったマウンドの太陽からちょっと趣向が変わり、陰キャエースと陽キャキャッチャーの交わりを描く今作。正直、前作はパワプロのサクセスみたいなワイワイ野球で楽しかった半面、マンガ

        • マンガ雑感想 グラゼニ パ・リーグ編9巻 胴上げは二の次なのだ!

          この記事はネタバレを含みます。 やっぱり凡田はリリーフなのだよ シーズン最終戦、泣いても笑っても優勝が決まる試合。先発のマウンドには最多勝を狙うギーダが中4日で登板するも、ピリッとせず4回で降板。あとを託されたのが先発のFA戦士・夏之介。やっぱりリリーフでいい場面が回ってきましたね。これだけ先発で活躍しても、周囲の評価は本職・リリーフなんですね。徳さんが言うならまだしも、菊水コーチに言われるってことは相当ですねw  夏之介の特性として肩を休ませるとボールが来るという

        マンガ雑感想 トクサツガガガ20巻 また会おうオタク戦士たちよ

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          マンガ雑感想 のみじょし7巻 表紙のみっちゃんがもう酒テロ。

          ※ネタバレようのないマンガなのでネタバレではないと思いますが、気にする方はご注意ください ここにはコロナで味わえなかった世界が詰まっている…… 表紙はたこ焼き片手にビールなみっちゃん。これだよ俺たちが夏にしたかったのは。泡を口から迎えに行く表情がとてもよき。そして本当にテロ。外で飲みたい欲が高まる高まる。街バルとかさぁ、出張とか酒フェスとかいきてぇんだよ。  しかし街バル回、たかだか11本の四コマにのみじょしワールドが詰まっていてすごい。本屋組はわかるけど、大将でてくるとか

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          マンガ雑感想 すべての人類を破壊する。それらは再生できない。5巻 恋は赤単ゴブリンのように

          お正月は八雲のターン! クリスマスは慧美に譲った八雲ですが、お正月は親戚が神社でアルバイトというなんだそのテンプレはなシチュエーションで八雲のターン。まあ例によってマジックやり始めるわけですが、八雲さんお仕事は……? からの買い出しデートイベント。からのおんぶ。からの実質告白。なんだこの八雲推しは。クリスマスのバランスをとろうってか。神納くんマジ主人公。  定番イベントを通して八雲イベント消化、くらいに考えていたら、八雲の5巻通して勢いは止まらない。GP京都にて慧美への嫉妬心

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          マンガ雑感 あせとせっけん7巻 僕の大好きな"匂い"ラブコメが返ってきた!

          名取氏、もっとちゃんとかくして!! 一周年を迎えた二人。名取氏のサプライズプレゼントをうっかり見てしまうところから7巻は始まるのですが、この話がよき!  まず、麻子さんが紙袋を見てしまったことがバレるところ。体臭からわかってしまうというのが、このカップルならではの展開で1よき!! そうそうみたいのはこういうのです!  次に、贈り物がデートのときからできたオリジナルせっけん。二人を引き合わせたのがせっけんだし、二人の絆を象徴するのもせっけん。だから当然一周年もせっけん。2よき。

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          マンガ雑感 俺の彼女になにかようかい7巻(完) 妖怪×人間なんですよ!

          ※この記事はネタバレを含みます 私の彼氏に手を出すな  いやー、始まったときはこんな良いマンガになると思って無かったけど、とても良かった。最高です。堂々完結。最後は氷華と無事和解。ハッピーエンド。6巻あたりからこんだけ引っ張っといて、篤志と氷華の直接対決は1話分しかないという。そこは大事じゃないんだと。なんなら対峙するまでがクライマックスで対峙したあとはおまけ。そこらへん、高津マンガらしくて大好きです。  それにしても無垢は一度押せ押せになったら最後まで押せ押せでしたね。最

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          マンガ雑感 かぐや様は告らせたい19巻 白ミコこそ石上編の根幹なのだ!

          そんな未来もあったのかもね 嬉しくないおじさんの大ゴマで終わった前巻から続く、早坂編。四宮家三男の雲鷹が具体的なアプローチを始めるところから始まるわけですが、まあこの人どのコマでも常に悪人顔なのが、シリアスシーンでもちょっとクスりときます。側近が常に困り顔なのも。まあ、常時氷かぐやみたいなものと考えたら四宮家は全員そうなのかも。今一番笑顔を見たいキャラクターです。雲鷹さん。当然処世術として笑顔ムーブもできると思うので。  そして当の早坂は会長が救いの手を差し伸べる陰で、すっか

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          マンガ雑感 トクサツガガガ19巻 私はマンガ万年留年生

          ※この記事はネタバレを含みます 他人の親族の前でまったく物怖じしない人っていますよね 志さんとのお友達遊びもそこそこにやって来ました、吉田さんメイン回。このマンガのボケ成分の半分を担っているだけあって、今巻もキレキレです。よくカメラをもたせると人が変わるといいますが、吉田さんはいつもこうですよね。強い。そのこだわりがあるからこそ、ゴニョゴニョな歳になってもトクオタ続けられるし。タツ君ともやっていけるんですよね。強い。  それでも望の「なんかおっとりした子に見えたけど

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          マンガ雑感 可愛い上司を困らせたい4巻 良かったな、山田

          井羅次長、一段とお可愛いです! 前巻でしおりとの直接対決(?)を制した井羅次長。勝者のはずが、恋人という関係性に頭を抱えて始まる今巻。前半はこれまでよく見た、照れとか恥じらいみたいなとこから一歩進んで、お悩み顔の頻度が急上昇。  この困ってる顔がとても可愛い。赤らめた顔も良いのですが、このなんとも言えない戸惑いの表情がとても好きです。特に困ると三白眼になるのもとても良い。デキる人のアンニュイ顔って、何かそそられるものがあります。カフェで直談判する回の扉絵とか最高です。 黒木

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          マンガ雑感 けなげなですげ1巻 よくヒロインの名前四宮にしたな

          ※この記事は個人的にはネタバレには当たりませんが、  人によってはネタバレと感じる記載があります ※サブタイは内容とは関係ないただの感想です。  かぐや様盛り上がってる時期にあえてすごいなと思いました ヤンデレとも違う爽やかな狂気 ナタリーの一話無料を目にして一目惚れしました。意中の相手をデスゲームにかけて、気になることを質問していくこのマンガ。最初はヤンデレものかな?と思っていたのですが、読んでみて良い意味で期待を裏切られました。けなげなですげはなんというか爽やか。  

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          私を構成する5つのマンガ

          これいい企画ですよね。自分の人生を振り返るようで。 せっかくなのでマンガの内容よりも、自分との関わりに重きを置いて5つを紹介します。 1.めぞん一刻 多分人生で一番多く読み返しているマンガがこれ。読んだきっかけは母親がめぞん一刻を好きで、全巻家に置いてあったのを勝手に読んだこと。  初めて読んだときは小学生のとき。正直男女の機微とか、ストーリーの本質的なところは多分一切わかってなかったけど、四谷さんとか朱美さんとか一刻館のキャラクターがすごく気に入っていて、その雰囲気のため

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          マンガ雑感 天地創造デザイン部5巻 また某宗教圏に怒られそうな作品がアニメ化

          祝! アニメ化 まず嬉しかったのがアニメ化の知らせ。めでたい。この、マンガ読んだときからすごくアニメ向きだなぁ、と思っていたのですよ。動物ものって動きがあると、特徴が出てもっと楽しいかと思っていて。基本ツッコミ芸のマンガなので声がつくのも良さそう。  唯一心配なのが色彩設計。たら子さんのこの絶妙な色感をアニメでどこまでいい感じにできるか……。自分はアニメ化の際はキャラデザよりも色を気にするタイプです、はい。  動物もの繋がりでへんなものみっけ!も映像化されないかしら。 冥戸

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          マンガ雑感 幼女戦記18巻 お家に帰るまでが戦争DEATH

          歴史の目撃者ビアント中佐 帝国の作戦大当たり。タバコに火を着ける動作と爆発が同期する演出は様式美ですね(全然関係ないてすが、ハガレンの蛇口ひねったら爆発のシーンのおっちゃん大好きです)。  この作戦で自陣の瓦解を目の当たりにするのが、フランソワのビアント中佐。なんかこの人、いつも帝国のびっくりどっきり作戦に驚く人になってますよね。初登場からしばーらくはどこかユルいエリートだったのに、登場の度に表情が険しくなっていく。お可哀そう。まあ、幼女戦記は敵国のエースがターニャに翻弄され

          マンガ雑感 幼女戦記18巻 お家に帰るまでが戦争DEATH

          マンガ雑感 グラゼニ パ・リーグ編8巻感想 色恋なんておまけです

          ついに本木のターン!  前巻の則くんの靭帯やっちゃった疑惑の引きから一転、この巻からアマがき隊の3人目、本木にスポットライトが当たります。まあ、ライトといっても順調に、前の二人よろしく調子が落ちる話なのですが……。  前の二人はデジタル・デトックスだのなんだのというオカルトじみた話だったのに対し、本木の不調は「見た目にはわからないけどなぜか打たれる」というもの。あれ? なんかプロ野球マンガっぽいじゃん。どうしたの森高センセ。  と関心していたら、砂浜で鉄至のビデオカメラを発見

          マンガ雑感 グラゼニ パ・リーグ編8巻感想 色恋なんておまけです