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『第四の扉』

【 ネタバラシはありません 】

『第四の扉』

著者:ポール・アルテ
訳者:平岡敦
出版社:早川書房(ハヤカワ文庫)
発行年:2018年8月20日


密室で夫人が自殺して以来、奇怪な噂の絶えないダーンリーの屋敷。幽霊が歩き回るというこの家に移り住んできた霊能者の夫妻は、関係者を集めて交霊実験を試みる――それは新たな事件の幕開けだった。死体を担ぐ人影。別の場所で同時に目撃された男。そして呪われた部屋に再び死体が現れる……奇術のごとく繰り出される謎また謎! 名探偵の語る最後の一行が読者にとどめを刺す! フランス本格推理の歴史的傑作。


 再読です。改めて読みましたが、やはりおもしろい。どう書いてもネタバレになってしまうので難しいですが、カー好きの著者がカーばりのガジェットをたくさん散りばめているので、読んでいてすごいニコニコしてしまいました。……その一方、ポール・アルテさんの他の作品を本書以外にまだ読んだことがないので、ただただ恥ずかしいです。『赤い霧』や『死が招く』なども手に取ってみようと思いました。

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