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『シャーロック・ノート 学園裁判と密室の謎』

【 ネタバラシはありません 】

『シャーロック・ノート 学園裁判と密室の謎』

著者:円居挽
出版社:新潮社(新潮文庫nex)
発行年:2015年4月1日

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(内容紹介)
 剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。
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 再読です。やっぱり面白いです。私が好きなもの/好きだったもの全部乗せのミステリです。片山若子さんのカバー装画も好きです。満足です。……これで終わらせてもいいですが、もう少しだけ書きます。学園ミステリあり、主人公の過去編あり、爆弾魔との対峙ありと、色々と盛りだくさんの内容です。特に学園裁判は円居さんの「ルヴォワールシリーズ」の片鱗を感じることができて良いなあ、と。成と鬼貫刑事の関係性も何だか素敵です。次作も再読しようと思います。

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