あえて「ヨイショ」する―「夏の騎士」

先日、新潮社が出版した百田尚樹氏作の「夏の騎士」の感想文キャンペーン。作品を褒めちぎるという「ヨイショ」企画だったが、批判が相次ぎ1週間を待たずに中止になった。

https://t.co/38Dgtt4N4f

なぜ中止になったのか、理由は定かではないが、褒めちぎる行為に関しては私自身、疑問を募せる。しかし、批判された際に新潮社がこの企画の意図を明確に発信すれば、中止にまでしなくて良かったとも思

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『図書館奇譚』 村上春樹 著

図書館でブラウジングしてたら『図書館奇譚』という本を見つけた。

首を30度ほど傾けて背表紙を読み、2秒で手を伸ばした本だ。最近図書館に配架されたっぽい雰囲気だったし、貸し出し回数も1回だった。

中をパラパラとめくると、絵があって、その絵には驚かされた。

こんな表現方法初めて見た!1枚で2度楽しい!

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主人公と羊男の「従順」さには、ぬーーんって思いながら読んで

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ヨイショでサヨナラ 19.10.6

いったいこれ、何をしたかったんだろう……。

企画の趣旨としては

・作家の著作を読んだうえで、作品名+「ヨイショ感想文」のハッシュタグをつけて感想をツイート
・感想は「ほめちぎる」ものに限定し、作者を「気持ちよくさせた20名の方に、ネットで使える1万円分の図書カードを贈呈」

とある。

一瞬『WI●L』か『HAN●DA』の関連商品の宣伝かと思ったがそうではない。あの新潮社である。
「そんなにお

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やっと秋の気配が
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新潮社の本 購入品とおすすめ

Twitterで新潮社がはなった みるにたえない金ぴか男の広告が話題になって(炎上して)いたので いままで購入した新潮社の本をブクログで確認してみた(二番煎じである)

7年ほどで63冊登録 読んだものもそうでないものもある 漫画が50冊くらいでほとんどコミックバンチ連載ものである 印象に残ったものをアトランダムに紹介してみる

マイク・モラスキー編「闇市」 闇市テーマの短編を集めたアンソロジー 

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ゆるくやってますw
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書籍:江田智昭・著 『お寺の掲示板』 (新潮社)

江田智昭さん著『お寺の掲示板』贈っていただきました。ありがとうございます。

読みながらずっと「もしも自分が住職だったら掲示板に何をかけよう?」と考えていました・笑

例えば、この本ではビヨンセやチャーリー浜といった「異ジャンルの人の言葉が仏教的に響く」例が出ていますが、僕は結構その手法でがんばりたくなっちゃう住職かもしれません。
でもそればかりだとバランスが悪いので、日常的にはスタンダードやクラ

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『マリー・アントワネットの日記』『ベルサイユのゆり』の著者・吉川トリコさんと対談しました

『わたし、定時で帰ります。』と同時期にyomyomに連載されていた『マリー・アントワネットの日記』を読んでファンになった吉川トリコさん。その続編である『ベルサイユのゆり』が刊行されることになり、yomyom誌上で対談させていただけることになりました。その記事がネットに出ましたのでご案内します。

会社に尽くすべき? 女は貞淑であるべき? 社会の圧力に疑問を投げかける女性作家がエンタメ小説を通して伝

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『わたし、定時で帰ります。』が台湾で翻訳出版されました。『我要準時下班!』

このたび『わたし、定時で帰ります。』が台湾で翻訳出版されることになりました。あちらでのタイトルは『我要準時下班!』。「!」に強い意思が感じられていいですね。

我要準時下班!(日劇《我要準時下班》原著小說)

カバーデザインは上のサイトで見られます。シルエットになった結衣がかっこいい! 台湾はハイセンスですね。

あちらでは小説よりも先にドラマが放送されており、好評だったおかげで翻訳本もびっくりす

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ありがとうございます!
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天職をみつけた「紛争地の看護師」が挑む究極の「対症療法」 白川優子氏インタビュー

本稿は9月4日に新潮社フォーサイトに掲載されたインタビューです。無料全文公開をご快諾いただいた編集部のご厚意に感謝いたします。フォーサイトには連載「大人の必読マンガ案内」のほか、不定期で様々なテーマで寄稿しています。詳しくは最後のリンクをご参照ください。

「国境なき医師団(MSF)」の看護師としてシリア、イエメン、イラクなど内戦による人道危機の現場に何度も足を踏み入れた白川優子氏(45)。自身の

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「おカネの教室」も是非ご一読を!
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