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『アルバイト探偵(アイ) 調毒師を捜せ』

【 ネタバラシはありません 】

『アルバイト探偵(アイ) 調毒師を捜せ』

著者:大沢在昌
出版社:講談社(講談社文庫)
発行年:1996年1月15日


(内容紹介)
美女には眼のない親父・涼介のもとにモンローばりの金髪グラマーが訪れる。必殺の調毒師を捜す仕事だった。依頼をひきうけさせるため毒を盛られた親父に残されたのは48時間。アルバイト探偵・隆は解毒剤を持つ調毒師の行方を追う。不良中年私立探偵とけなげな高校生の父子が立ちむかう難事件のかずかず。


 シリーズ2作目。「避暑地の夏、殺し屋の夏」、「吸血同盟」、「調毒師を捜せ」、「アルバイト行商人(スパイ)」が収録されています。今回も父子が数々の事件に立ち向かいます。表題作の「調毒師を捜せ」は、いつもとテイストが違ったので思ったよりハラハラしながら読みました。そして、一番印象的だったのは「アルバイト行商人(スパイ)」です。伏せられていた部分が少しずつ明るみになっていきます。くー、続きが気になります。

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