不本意で心底やりたくなかった決断と後始末の話。


今日、2つの決断をしました。

不本意①

不本意②

アニメ「眠り王子と女騎士」試写会の中止決定
コミケ、文フリ東京リベンジイベント「HEBIKAI」の中止決定

どっちも心底やりたくなかったし、雨が降ろうが槍が降ろうが強行結構したかった2つです。この2つをやるために、特に試写会は1月から準備を重ね、キャスティングから会場探し、イベントプログラムを練り上げて当日のみの朗読劇の脚本まで執筆していました。

「Xデー(試写会当日をこう呼んでた)をあたしらにとって最高のステージにしてやる!」

と思い、あたしも、動画監督の創望もキャラクターデザインのほさかなおさんも制作進行のつきぬけさんも、忙しい中死に物狂いでやってました。

それをおじゃんにしようってんだから、こんな不本意なことはありません。
誰がよろこんでこんなこと出来んだってハナシです。

「HEBIKAI」も同様です。5月1日に『ある発表』をする予定なのですが、それもそもそも「HEBIKAI」でやりたかった。そのつもり、その計画だったのをまたもぶち壊されたんですから、腸が煮えくり返りますよね。

神様は乗り越えられない試練は与えない?
そもそもこんな試練を与えるような神がいるなら「出ていけ」と殴ります。
桜はまた来年も咲く?
試写会もHEBIKAIも今年あの時あの場所でしかできなかったんですが?

正直、悔しいを通りこして怒ってます。

じゃあ何故このタイミングで中止に至ったのか。

とはいえ、結局この2つを中止にしたのにはちゃんと理由があります。
・来場者の皆様の健康や安全を守るため
もちろんこれも理由の1つです。というか半分はこれです。

そしてもう半分、個人的にはこっちのが割合多めでしょう。
・イベントの決行が『5月1日の発表』の目的と一部矛盾することになるから

それをメンバーに指摘されて、この決断に至りました。
正直、そこで気付いたというよりそれも踏まえて考えていた中、最後の決めてがそれになったって感じです。

今日より明日、明日より明後日、あたしが立てていた『計画』は6月13日で終わるものではありません。その先のために、あたしは2つのイベントを中止いたしました。

何より苦痛だった「中止にします」の後始末

中止決定を下した後、関係者のあちこちに連絡を入れました。

「中止を決定いたしました。ご理解の程何卒宜しくお願い致します」

これをメールで書きこんでいる時、嫌だ嫌だと頭を掻きむしりたくて仕方なかったもんです。
今まで作り上げてきたありとあらゆる準備の全てを1つ1つを自分の手で解体していく作業ですから、体調は良いのに吐き気がしました。

今までいろんな作業をしてきましたが、ここまでやりたくない作業はこれが初めてです。


最後に

今一番大変なのは新型コロナウイルスと真っ向勝負してる新型コロナに罹った方々と医療関係者の皆様でしょう。特に医療関係者の方々は自身も感染するかもしれないという恐怖を抱えながら業務にあたっておられる。その勇気、その強さ、その健診に心から敬意を表します。

一日でも早くこの事態がマシになることを心からお祈り申し上げます。

私、白色黒蛇は「アフターコロナ」と称されるだろう時代に備えて、クリエイターの皆様が存分に活躍できる未来を創るため、自宅で牙を研ぎながら相変わらず暗躍し続けます。まずは5月1日㈮に、その鱗片をお見せしましょう。

それまで、しばしお待ちを


今宵はこれにて失礼します。
お相手は白色黒蛇でした~




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?