70代を生きる パート2

70代の知人は音楽関係にはたくさんいる。
しかし、還暦を過ぎてから関西に越してきたので
昔からの知り合いはいない。
(子供時代は関西で過ごしたのであるが)

その人たちを観察していると、
男性と女性であまりに違いが大きいことに気づく。
歳をとると、その男女の違いが
より一層はっきりしてくるのだろうか

女性はコミニケーションを求めて
常におしゃべりをしている人が多い。
関西人はなおさらかもしれない。

男性は比較的孤立していて
自分の能力や知識、を示し
承認欲求に基づいて会話し、行動する、、
そんな風に見える人が多い。

自分も男だから、気がつくと、
往々にして、上記のような心理的動機で
他者と交流している自分がいる。

男が社会で生き延びていくには
そんな素質が必要だったのだとは思うが、
もうこの年になったら
自分なりにそういうあり方から離れて
多少は悟りの境地に近づきたいと常々思っている
そういう男の性質って子どもっぽいとおもう。

こんなことを日頃考えているので
最近自分がおばさん化している、そんな気がする。

関西ではおばさんと言う言葉は嫌われていて
あまり受け入れられない
以前、ある女性に「変わったオバハンやな」と言って
明らかに気分を害されたことがある
こちらはくだけた気分でツッコミを入れたつもりだったが
オバハンと言う言葉が関西では相当印象が悪いようだ

関西にいるのは圧倒的におばちゃんである
おばちゃんたちは、根拠のない自信に満ち溢れている
言い換えれば、確固たる、自分の世界を持っている

私は男であるが、今はできることなら
関西のおばちゃんに変貌していきたいと
心中、何となく考えるこの頃である

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