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2021年、300時間超・ほぼ毎日英語を勉強できた理由【40代からの英語学び直し記録#1】

いや、暑い。暑すぎますね。
夏ですね。私はオリンピックをチラチラ気にしながら仕事をし、夏休みに入った子どもたちに「うるさいんだけど!」と叫びながら、別部屋に避難するという生活を送っています。

今日はこの半年、私が頑張って続けていることについて書いてみます。
今年に入って、はじめようと心に誓ったことが2つありました。それがコーチングと英語。年齢を重ねてくると、毎年同時期に、バイオリズムのように同じことをしていることがあって、私の場合、年明けからの上半期で新しいことや学びに取り掛かり、下半期でそれを少しずつ実らせていくという流れがあります。

そして今年の私の学びの一つに加えたのが「英語」です。

何が私に「英語をもう一度やろう!」と思わせたのか

英語をもう一度やろう!と思ったきっかけは、私自身および私の会社の方向性として、今後より一層企業の経営者のコミュニケーション参謀の役割を担っていきたいと考えているからです。世の中はより一層、複雑で多様になってきます。日本人経営者はまだ、スピーチの機会は少ないですが、これからはより一層、「人の気持ちを動かす、心に響くスピーチおよびメッセージ」が必要になってきます。しかし、残念ながら、「スピーチ」という面では日本の環境は全く整っていません。アメリカの大統領選挙では、メディア戦略やキーメッセージが緻密に決められ、「人々の心をこう動かしたい」という戦略に則りスピーチを書くスピーチライターがいます。しかし日本はどうでしょうか?今の菅首相の言葉に、魂を揺さぶられたと考える人はほとんどいないでしょう。

だからこそ、アメリカ・イギリスなど海外の情報を一次的に取り入れ、さらに研究を重ねたいと考えたからです。そしてこれからの人生において、海外の情報をもっともっと、一次的に取り入れ、自分の考えを決断していきたいと思ったからです。グーグルなど翻訳ツールは非常に精度が高いですが、どのニュースをセレクトするかの感度さえも鍛えていきたいと思いました。

2021年2月時点での私の英語スキル

まずは私の英語スキルについて記載してみます。
大学は国際関係学科で、英語教育をモットーにしていたので、ある程度英語の授業はありました。でも大学で話せるようになったかと言うとそうではなく、「は・な・せ・る?」くらいのしどろもどろな感じです。英検準一級は高校か大学かは忘れましたが、取得しています。大学時代の留学経験は、ロンドンに行った5週間のみ。あとは長期の休みの際に、旅行(英語圏でないことも)に行ったくらいですね。その後、ブルームバーグという外資系の会社で働いてたので、その時が一番仕事で英語を使っていたでしょうか。

私、ずっと「留学したい!」と思っていたタイプなのですが、金銭的な理由でそれが叶わず、就職してからNPOのインターンシッププログラム(すごく安く行ける)に受かって、3ヶ月、サンフランシスコ・ベイエリアに行きました。多分その頃が、英語力の頂点だったと思います。帰国して、2006年頃受けたTOEICのテストで860点。そこからは英語やらなきゃなーと思いつつも、仕事で使う機会も薄くやらずじまい。旅行でハワイに行くとその度に「英語を頑張ろう」と思うのですが、帰国するとすぐ忘れ、ほったらかし状態でした・・・。ちなみに英語の教員免許、中・高英語を持っています。

「仕事が忙しい」「家事が大変」の言い訳を使わないための、習慣づけ

まずは「やるための習慣づけをどうするか」を考えました。余談ですが、前年からSwitchでやるフィットネス「リングフィット」をやっていて、習慣づけのために必要なのは「毎日時間を決めること」「喜びを与える or やらなければいけないなんらかの負荷をかける」だと感じていました。そして私が英語を毎日続けるためには、ある程度の強制力と、その後英語を継続できるためのメソッドが必要だと考えました。以前、英会話スクールに通っていたこともありますが、通い終わったらそれで終わりになってしまっていました。だからこそ「自分で続けるためのメソッド」が欲しいなと思ったのです。

そこで選んだのが、英語コーチングの「PROGRIT」です。
私は子どもがいるワーキングマザーなので、「仕事が忙しい」「家事が大変」「時間がない」など、言い訳はたくさん作れます。でもその言い訳をずっとしていたら、何もできなくなってしまう。だからこそ、自分を追い込む環境を作りたいと思いました。結局、PROGRITを受講したのは6ヶ月間。最初は3ヶ月受講し、その後3ヶ月延長しました。延長した理由は、ここで終えたらもったいないなと感じたからです。

通常、PROGRITでは1日3時間の勉強時間を確保してくださいと言われるそうなのですが、私自身は3時間の勉強時間確保は難しいと思い、そう伝えたところ、「2時間の勉強時間は取れますか?」と言われました。それでも最初は2時間が本当に取れるのか、半信半疑でした。

私は単調な勉強がすごく嫌いです。
PROGRITでは、「文章化」「語彙力向上」「音声知覚の自動化」「意味理解力向上」の4つのスキルを等しく伸ばしていくことが必要だとして、毎日それぞれのスキルを伸ばす勉強をしていくのですが、私個人では、まず音声近くの自動化を図るシャドーイングをきちんとこなすことは難しかったでしょう。また「語彙力の向上」のための「瞬間英作文」、単語の強化などは、PROGRITで伴走してくれる人がいても毎日やるのが苦痛だったので、おそらく自分一人ではやれなかったと思います。ちなみに使った教材は下記です。

ものすごく単純な文章構文なのに、最初は全然出てこなくて、割と愕然としました。

単語は英→日がすらすら出てくるようになったら、日→英となんども反復しました。上記全ての教材にスマホアプリがあるので、それも活用しました。

最終的に2月時点でのVERSANTスコアは47。現時点でのVERSANTスコアは50です。数字的にはそれほど大きくは伸びていない(特にPROGRITのHPに掲載されている方よりは)ですが、私自身は成長をものすごく感じています。オンライン英会話(DMMから現在Camblyに変更)では、普通に会話が続くようになりました。最初は話したいのに言葉が出てこないことが多かったので大きな変化です。

昨日、6ヶ月のPROGRITコースが終了しました。
よく完走したなと思ったのが正直な感想です。勉強時間はおそらく平均1.7〜2時間程度で、この半年の勉強時間は300時間を超えます。

そしてこの6ヶ月で改めて感じたのは、英語は継続が命だということ。継続しなければこの半年の努力が活きてきません。これからの私の課題は「継続」です。まずは1年間、継続できるようにがんばるぞー!

しかし、疲れたぞー!そして、まずは半年間続けた私を褒めてあげたい!「おつかれさま!」、そして「これからもがんばれ」。

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