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ありがとう宇宙バー

宇宙バーが最終回を迎え閉店してから9日経った。
ようやく色々が落ち着いてきた。

全部夢だったんじゃなかろうか?と思うくらいに、生活から『宇宙バーの気配』が消えてしまった。
消えてしまって見えないのだけれど、とても確かな手触りのする『体験』がずっと傍にある。
半年間ほぼ毎週積み重ねてきた体験は、想像していた以上に大きく分厚く豊かなものだった。


期待に胸が膨らみワクワク夢想していたスタート前。
現実を目の当たりにして理想や姿勢や意識が変化してゆく営業日。
感傷に耽ったり余韻をじっくり味わう余裕なんてなかった最終回前後。


足を運んでくださるお客さんとの会話、笑顔。
顔馴染みの人たち。
SNSでは名前を知っていた人たち。
初めましての人たち。
完全に通りすがりの、たまたま気まぐれで入店した人たち。


予期せぬ共鳴が起きる瞬間。
誰かと誰かが繋がる瞬間。
大きな気づきが起きる瞬間。
新しい扉が開かれる瞬間。


美しい調和の空間と時間。
微妙に硬い空気の時間。
カオス的な賑わいの時間。
難しい時間。
真剣な相談の時間。
悩みや傷を吐露できる時間。
誰もいない空白の時間。
ただただ居心地が良い時間。


焼き菓子作りの難しさと楽しさ、面白さ。
食べてもらえる喜び。


理想と現実のギャップ。
理想や想像を遥かに超えてくる喜び。
太刀打ちできない現実の難しさ。
飲食業の楽しさと難しさ。


ドアが開いたときの不安とワクワク。
ガラスの向こうにある笑顔のバイバイ。
大急ぎで片付けて終電に駆け込む慌ただしさ。


完全オープンな場ゆえに起こるかもしれない大変なことは、
全然起きなかった。
多少の凸凹はあれど、総じてハッピーな光の場になっていた。


どれもこれも掛け替えがない。
とんでもなく貴重な体験をしてきた。


この半年で自分の中が、ものすごく変わったと感じている。
簡単に『どこが、どのように』と言えないけれど。
全然違う。


思い描いていた理想の『場』が創れただろうか?
うん。
究極の理想に近かった日が、何回か、あった。
毎回、何かしら『すごいこっちゃ!』と感じる出来事があった。


足を運んでくれた人に、素敵な体験をしてもらえただろうか。
『これまで』と『それから』の転換点になれただろうか。
エネルギーを補給できただろうか。
外に踏み出す不安が払拭できただろうか。
これは、俺にゃあ判らない。
全員にアンケート取ったら、いろいろ見えるかもしれない。
何回も足を運んでくださる方がおられたので、
『月曜・宇宙バー』でしか味わえない成分があったのだろうなぁ。
そうであったら嬉しいなぁ。
『あの時間』が、この先を進む糧になっていれば、最高だなぁ。
と、思う。


抽象的な話が多く、具体的な話が少ない、
いつもの HAL の語りなんだけど、
ひとまず、今回は、このような形で。

HAL にとって、
月曜・宇宙バーは、宝です。
不定期開催の宇宙人BARも、日曜カフェも、宝です。
あの場を共有できた方たちも、宝です。

人と人が会って、しゃべる。
ってなぁ、やっぱ、すげぇことです。
予期せぬことばかり起きる。
エネルギーが変化するし、高まる。
アクションを起こすと、絶対に何かが変わっている。
やれて良かった。本当に。心の底から。
どうもありがとう。

場所を提供してくれた、渡部商店さん。
足を運んでくれた皆さん。
来店は叶わなかったけれど応援してくれた皆さん。
どうもありがとう。
ありがとう、ありがとう。

実際に会って交流する場は、
これからも続けていきたいです。
いろんな物事を突破していきましょう。
今後とも、よろしくお願いいたします。

HAL

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