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【私はホントは何が好き?】純粋意欲を探る

2022年3月末から、本格的にコーチングを受け始めました。
「素の自分に目を向けて受容し、人生のビジョンをより明確にする」という目標を立て、まずは6月まで駆け抜けてみることにしています。

その目標を達成する上で、コーチからいただいた課題がありました。
それは「純粋意欲」を30個以上書き出してみること。

純粋意欲とは以下のような概念です。

なぜだかわからないけれど、とにかくそれがやりたい。他人が何と言おうとも、それがやりたい。そういうのが純粋意欲です。何か別の目的を達成するための手段として、それをやろうとするのではなく、それをやること自体がすでに目的になっているような意欲です。

榎本英剛(2014)『本当の仕事』より引用。

つまり、意識的に立てた何らかの目標を達成するためにやりたいことではなく、言ってしまえば理由も目的もなく、ついついやりたいと思ってしまうことを純粋意欲と言います。

当記事では、僕の純粋意欲として湧き出たアクション、そしてその補足について、ザッと紹介してみようと思います。


僕の純粋意欲は以下の通り。
1.人を綺麗に撮ること
一眼レフで人を撮るのが大好きです。綺麗に取れた写真を見るとニコニコしてしまいます。

2.美味しいものを食べること
その日によって食べたいものは変わりますが、食事が好きなのは不変です。

3.パソコンをいじること
朝起きたらまずパソコンの前にいます。

4.どこか遠くに行くこと
自宅から遠く離れたところに行くのが好きです。お金さえ許せば、休日は毎日どこか出かけたいくらいです。

5.他人の背景を知った上で頑張っているところを応援すること
急に具体的になりました。人の想いが乗せられた行動には無条件で感動し、何らかの形で応援したくなります。

6.準備が整った上でのプレゼンテーション
本気で準備した時に行なうプレゼンテーションは最高に気持ちよくて好きです。特に目的もなく、そんなプレゼンテーションがしたいと思ってしまうこともがしばしばあります。

7.のんびりすること
ゆったりとしたペースで生活するのは、とても気持ちが良いですね。じっくりと料理をしている時とか、まさに快楽。

8.知らないことを知ること
新たな知識を吸収できるとポジティブな気持ちになれます。

9.見た目を整えること
毎日ではないですが、時々無性にキレイに毛を剃ったり、新しい服を大量に購入したくなります。見た目にポジティブな変化を感じられると、とてもいい気分になります。

10.部屋をキレイにすること
部屋が汚くても生活できますが、何故だか週に1回は無性に気持ちが片付けモードになります。片付けって意外と楽しいです。

11.新しいものを買うこと
目的もなく何か新しいものが欲しくなって、Amazonで物色することがあります。

12.良い音質の音楽を聞くこと
身体に音波がぶつかってくるような音質で音楽を聞くと、快感で身体が震えます。

13.クイズを解くこと
テレビでクイズ番組が流れていると、ついつい集中してみてしまうことが多いです。

14.SNSをいじること
特にTwitterやSlackは目的もなく開いてしまうことがしばしばあります。

15.語学を学ぶこと
特にロシア語やイタリア語は、仕事に活かすとかそんな大層な目的もなく、純粋に雰囲気が好きで勉強してました。いまだに色々な言語を勉強したい気持ちはありますが、着手はしておらず。

16.好きな人について語ること
「この人はとても良い!」と思った人に関しては、色々な人にその良さを伝えたくなります。僕にとってのウェザーニュースキャスターはとても良い例かもしれないです。

17.スケジュールを立てること
一日をどのように、一週間をどのように使うか、時間や作業を細分化して考えて、Googleカレンダーに反映させることが好きです。

18.誰かの偏愛を聞くこと
誰かの何かに対する愛を浴びることで、自分もなぜだかポジティブな気分になり、定期的に聞きたくなります。

19.弱い/小さいものを誰かと一緒に強く/大きくしていくこと
高校時代から誰かと一緒に新たな組織を作ることが多く、それが大きくなる過程に当事者として関わることが好きなんだなと思っています。

20.自分含め関係者が作業の質と量を高められるように環境を整えること
誰かに頼まれているわけでもないのに、効率的に作業の質と量を高めるためにはどうすべきか考えて、実際に環境を整えたくなってしまうことが大学時代からしばしばあったなと思っています。その作業自体に快感がありました。

21.プロ野球スピリッツで遊ぶこと
中学時代からなぜだか、このゲームだけは止められずに継続的にプレイしています。

22.人体について知ること
気づけば医療系のマンガばかり読んでいた・・・ということがあるように、人体の構造や、何が起こると人体にバグが発生するのか、どうすればそのバグは取り除けるのか、とても関心があります。

23.飲食店の経営方針について考えること
外食をするたびに、無意識的に「この店は何人で回しているのだろう?」「コストをカットするためにどのように工夫して経営しているのだろう?」と考えてしまうことが多いです。

24.ラブコメマンガを読むこと
気づけばラブコメマンガを読み耽っていた・・・という経験が今も割りかしあります。傍で紡がれる愛の尊さを浴びたいのかもしれません。

25.露天風呂に浸かること
露天風呂、大好きです。ホカホカなのにスースーな感じが。

26.農作業をしながら人と話すこと
ただ黙々と農作業をするのは、あまり好きくないのですが、人と話したい時に話しながら農作業をするのは、とても気持ち良いです。

27.焚き火を見つめること
焚き火って落ち着きますよね。何も話さず、ただただそれを見つめるだけの時間が大好きです。

28.相手の欲求を引き出すこと
例えば、誰かの就活相談に乗る時、相手がどのようなスタンスで就活をしたいと望んでいるのか、相手が自覚している部分から自覚していない潜在的な部分まで、アウトプットできるように問いかけをしているような気がします。その過程や、相手の考えに何か進展が発生した際に、僕自身が快感を得ます。

29.ポジティブ/ネガティブに関わらず、相手の価値観に深く触れること
相手の気持ちが乗った発言を聞いていると、ついつい聞き入ってしまいます。

30.テニス
テニスがしたいです。最近中々できていないけど、思い出すたびしたくなります。


こんなところでしょうか。20個は割とスラスラとアウトプットできたものの、それ以降の10個は少し考えて引っ張り出してきました。しかし、どの項目も無理矢理アウトプットした感覚はなく、「確かにこれ好きかも!」と納得できるものでした。

また、この30個の項目の中で、近しい項目は幾つか存在し、幾つかにカテゴライズできそうだなと思いました。例えば、「5.他人の背景を知った上で頑張っているところを応援すること」や「16.好きな人について語ること」、「18.誰かの偏愛を聞くこと」、「28.相手の欲求を引き出すこと」、「29.ポジティブ/ネガティブに関わらず、相手の価値観に深く触れること」あたりは、とても似ている気がします。これらをより詳しく見つめていくことで、気取っていない自分が純粋にしたいと思っていることが、より明確に現れるのでしょうか。

次回のコーチングで、またじっくりと探っていきたいと思います。


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