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フィードバックの苦しくない受け取り方について

仕事にしろ、このようなnoteにしろ、何らかの成果物に対してフィードバックをしてもらうことに抵抗感がある人は沢山いるのではないかと思っている。もちろん、自分もその一人。

けれども、成長やスキルアップを目的の一つとして定めた時に、他者からフィードバックを貰うことは、最早必須事項だと思っている。誰にも頼らず自力である程度パワーアップしていくことも可能ではあろうが、ある時一人では越えられない壁が絶対やってくる。

自身が気持ちよくフィードバックを受け取るためには、どうしたらよいのか。個人的に大切にしている考え方が2つある。

①フィードバック≠批判

フィードバックに抵抗感を覚える要因の一つとして、「責められている感覚」があると思っている。他者から見て上手く出来ていない点を指摘され、その数が多ければ多いほど、心に来るものがきっとある。

けれど、フィードバックをしてくれる相手も、人を傷つけることを目的に物事を伝えているわけではない。「こうしたら、もっと素敵なモノが出来上がる」と、前向きな気持ちで伝えてくれているのではないかと思う。
(中には、支配欲や承認欲求をベースに、フィードバックを行ってしまっている方もいるかもしれないが、そんな人はひとまず相手にしないでおこう。辛いから・・・)

つまり、フィードバックは「創作物やそれを生み出す自身を飛躍的に成長させるツール」なのだ。決して「メンタルを刺し殺す刃物」ではない。自力では得ることが難しかったであろう、「自身の銃性能を強化させるアタッチメント」のようなモノである。手持ちの武器が強くなればなるほど、強敵も攻略しやすくなる。

フィードバックを前向きに得まくることで、気づけば当たり前のようにハイクオリティな書類、プレゼン、その他創作物を量産できている状態に至れるかもしれない。

②フィードバックする側の立場を考える

フィードバックを受けることを恐れている時、フィードバックをする側も恐れを感じているかもしれない。

自分が誰かにフィードバックする場面を想像してみてほしい。特に改善点を伝える際に、少し尻込みしてしまうことはないだろうか。「こんなこと言ったら傷つけてしまわないかな。嫌われないかな」と不安を感じ、なかなか上手くフィードバックができないかもしれない。結局何も言わずに、自分の中で留めておいてしまうかもしれない。

フィードバックをする人間も、様々なリスクを感じつつも、勇気を振り絞って相手に物事を伝えてくれているのだ。中には全く抵抗感なくズバズバと言えてしまう猛者もいるだろうが、それが多数派だと個人的には思っていない。

だからこそ、フィードバックを受ける側も、それを快く受容できれば、相手も安心できると思う。お互いの関係性にヒビが入るリスクも減るし、何なら相手も心を許し、もっと細かくフィードバックをくれるかもしれない。そしたら、もっともっと成長できる。強くなる。

とはいえキツいものはキツい

頭ではわかっているけれど、フィードバックを受けてどうしても心理的に辛くなってしまう時があるのは、ごく自然なことだと思う。だから「そんな自分もいていいよな」と自己受容したりとか、何なら一旦逃げるも良し。そして、気持ちに余裕がある時にフィードバックと向き合えば良いのだ。色々書いたけど、大切なのは自分の気持ちに嘘をつかないことなので・・・
(「大事なことだから100%こなさなきゃ!ウオオ、頑張るぞ」って状態を続けると、どこかでガス欠すると思ってます)


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