見出し画像

マネタイズが苦手なあなたへ贈る5つのヒント

ども、其田(@haletoke : 取材された記事はこちら)です。自分の想いをマネタイズ(お金にする)のが苦手な人からDMをよくもらいます。

・カメラマンを目指しているのですが安定して稼げません
・イベントを企画しているのですが単価をあげられません
・イラストレーターをしているのですがめちゃめちゃ値切られます

などなど。きょうは自分の想いをマネタイズ(お金にする)のが苦手なあなたへこんな方法があるよ、というヒントを贈ります。

ちなみに、こちらの記事に困窮するフリーランスにあてはまる10個の特徴を書いています。これに当てはまる人はヤバいです。まだ読んでいない方は読んでみて、ちょっとずつ直していきましょう。


マネタイズするための5つのポイント

01 経営者目線を持つ

経営者目線ってなに?

というのを誤解を恐れずかみ砕いて言うと

・いつまでに
・なにを
・だれと
・どこで
・どうやって
・どうするか
・誰がいくらお金を払い
・支出はいくらで
・残った利益をなににどう使うか

これを実行して改善をしていくのが経営者です。其田の場合フリーランスを失敗しています。そのときは目の前の撮影の仕事をがむしゃらにこなすばかりで、こういった目線がまったくありませんでした。準備8割とよくいいますよね。現状うまくいかない人は、まずはちいさくはやくやってみて、この項目を埋めていくのがおすすめです。其田の場合は会社員をしつつ原資を稼ぎ、インバウンド観光をターゲット領域に埋めていきました。具体的には

・いつまでに(2020年までに)
・なにを(日本での体験を)
・だれと(自分と外部パートナーと)
・どこで(京都と東京で)
・どうやって(撮影と通訳ガイドで)
・どうするか(月収100万円稼ぐ)
・誰がいくらお金を払い(海外旅行者や企業が1時間400USD≒4万4000円)
・支出はいくらで(交通費や宿泊費が主)
・残った利益をなににどう使うか(新しい機材や次の事業への投資)

もちろん、お金を払ってくれる人が何を求めていて、どれくらいの価格帯なら許容範囲かも事前に調べておきます。例えば海外富裕層の撮影であれば1時間の撮影で400USD≒4万4000円程度いただくことができますが、通訳案内士の場合は頑張っても1日400USDが相場です。どの領域で勝負をしたほうがいいかはその人の特性にもよりますが、単価の高い領域に行くほうが後々自由度があると感じます。

02 お金持ちと仕事をする

そもそもお金持ちと仕事をしないとマネタイズは難しいです。よくあるのは

・普通の家庭
・中小企業

をターゲットにして単価が上がらず精神的にも肉体的にも追い詰められていくパターン。もちろん想いが詰まった活動の場合、多くが社会的弱者や一般のお客さんが相手になるのですが、そこでマネタイズをしていくには相当な知名度か仕組みが必要です。そうではなく

・お金持ちと仕事をしてしっかり稼ぐ(マネタイズの仕事)
・低価格でも想いのある仕事をする(社会貢献の仕事)

と仕事の種類を分けてしまったほうが健康的だと感じます。まずガッツリ稼いで社会貢献する、という順番ですね。もし社会貢献でお金をしっかり稼ぎたい場合は、プログラミングやアプリが作れる人と一緒に開発を行い、しっかりマーケティングができる(あるいは一緒にやれる)のであれば可能性があります。そうでない人は自分のためにも、相手のためにも、マネタイズと社会貢献は別にするのがおすすめです。

03 時代の波に乗る

時代の波に乗るのことも重要です。不安定な大海原を旅するのであれば、小さなボロボロの船でどううまく航海するか考えるより、しっかり丈夫な船に乗ったほうが航海の難易度は低いですよね。飲食であれば

・メロンパン
・かき氷
・わたあめ
・タピオカ

みたいにはやりが移り変わってきています。ゲームであれば

・任天堂64
・ゲームキューブ
・Wii
・スイッチ

SNSであれば

・前略プロフィール
・mixi
・Twitter
・Facebook
・Instagram
・Yotube
・tiktok

のように遷移してきています。波に乗れる人はそのときどきで次の3年~5年にはやるもの(人とお金と情報があつまるもの)にたいして価値が提供できるように種をまくわけです。時代の潮目に次に何が来るかを見通し種をまける力がある人は、波が来た時においしい果実を収穫できるわけですね。個人的には

 ・IT(ブロックチェーン・VR/AR/MR・5G・AI)
・ネット広告(ブログ・SNS・動画・写真)
・人材派遣(転職・新卒・海外就職・起業・複業)
・インバウンド観光(宿泊・体験・食)
・医療・介護(予防医療・ガン・健康食品・運動)
・娯楽(SNSによる個人ブランディング)

あたりがおすすめです。

04 常に変化する

常に変化できないと厳しいです。なぜ大企業で45歳以上の社員がリストラされるか?それは、給料が高いのに学びなおしや柔軟な変化が難しく、価値創造ができないからです。会社としては負債なんですよね。常に学び続け、新しいスキルを身に着けないとこれからの時代は生きていくのが難しいです。ひとつの方法や技術に固執し続ける人は貧しくなってしまいます。例えばカメラ業界でいうと

・FUJIFILM → フィルム技術で再生医療に特化(高単価・高利益率)
・OLYMPUS → 医療カメラに特化(高単価・高利益率)
・Canon → 東芝メディカルシステムズを買収して医療分野の軸足構築(高単価・高利益率)

といずれも高単価・高収益率の医療分野で収益構造の改革をしています。旧体制の「カメラ関連事業」を残しながら「医療事業」でマネタイズをしているわけです。

さて、最後に一番大事なことをお伝えして終わります。

ここから先は

930字 / 1画像
ワンコインで400本以上のバックナンバーを無料で見れるお得なマガジンです。累計購読者が100人を突破したので過去記事を少しずつ有料化しています。追加費用なく過去記事が見たい人はおはやめに:)※ 初月無料廃止しました

ワンコインで400本以上のバックナンバーを無料で見れるお得なマガジンです。累計購読者100人を突破したので過去記事を少しずつ有料化していま…

「❤️」をおすと季節の写真をプレゼントするよ!押してみてね!