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ひとつの商いをして生きる時代ではなくなっているという事実に早く気がついたほうがいい

ども、其田(@haletoke : 取材された記事はこちら)です。京都北部宮津のゲストハウスに泊まりに来ています。2年ぶりに泊まりに来まして、オーナーさんと経営や商いの話を遅くまでしました。要約するとこんな感じ。

・ゲストハウス(ドミトリー)の運営は厳しい
・チェックインやチェックアウトを自動化して利益を追い求めれば売り上げも利益率もあがる
・しかしゲストの扱いがおざなりになる、それは私がやりたいことではない
・だからいくつかの商いをして生きている

大切なのは「想いとお金のバランス」です。これはどの業界でも言えることで、ひとつの分野でプロフェッショナルとして人生を終えるのは難しくなっているのが実情。

早く目を覚まさないとヤバい

普通に会社員をしていると、その仕事があたかもずっと続くように思われます。ところがそんなことはありません。

例えば、メガバンクに入れば安泰だ、という時代も終わりました。三菱UFJは本部所属の社員数を2023年までに半分にするそうな。

三菱UFJ銀行は2023年度までに、本部に所属する社員数を半減する方針だ。業務の自動化システムなどを導入し、余裕ができた人員は営業部門や海外の拠点に異動させる。長引く低金利や異業種の参入で事業環境が厳しくなっており、人員配置を最適にして収益力を高める。日経新聞より

日本が誇るトヨタや経団連会長も終身雇用は難しいと言っています。

豊田社長は「今の日本をみていると、雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」と指摘した。経団連の中西宏明会長も「企業からみると(従業員を)一生雇い続ける保証書を持っているわけではない」と話し、雇用慣行の見直しを唱えている。日経ビジネスより

フリーランスの場合もひとつの職に固執してしまう人が多いです。歴史をひも解くとわかりますが、柔軟に変化できない人は絶滅していきます。例えば京都の伝統産業は分業制をとっていました。織物をつくるのにも「パターンをつくる職人」「繊維を染める職人」「布を織る職人」のように分かれていたわけですね。買い手が容易に決まり、よいものを集中してつくるためにはその道のプロを養成してベルトコンベア式に組み立てるのが最良だったのかもしれませんが、時代は変わりました。顧客のニーズに応じてパーソナライズしたり、SNSやWebでマーケティングするのであれば個で様々な役割を一手に引き受けたほうが生き残りやすい。

本質を大切にしろ、手段に固執するな、柔軟に変化せよ

先輩の経営者に言われるのは

・本質を大切にすること
・手段に固執しないこと
・柔軟に変化していくこと

の3つ。自分のやりたいことの信念を自分の人生を通じながら見つけ、それを具現化するための方法は時代とともに柔軟に変化させていきましょう。

関連記事です。

自分の年金が将来どれくらいもらえるか知っていますか?会社員をつづけた場合と、個人事業主のみに絞った場合の年金受給額を其田の納付データを用いてシミュレートしました。

20代にコツコツと積み上げをしておくと30代が楽になります。どのタイミングで気がついて、どの方向に積み上げるのかが大切です。

其田のnoteで最も読まれている記事です。とりあえずこれを見ておけばミレニアル世代が何をするべきか、なんとなく概要がつかめるはず。

それではきょうはこのへんで。

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