11月12日
かかりつけの精神科医に薬を貰うため、朝8時頃家を出た。

私の自宅最寄駅は始発駅の次駅のため、そこまで混んでいるというわけではないのだが、スーツ姿の大人が多く乗っている。
雨の予報もある曇り空のせいか、魔の月曜日であるせいか、どちらにせよ地下鉄の車内の空気が良くないことは確かだった。

2週間振りの病院に着き、処方された薬を受け取るついでに最近の話をした。
普通の生活は楽しいです。
文章を書くのも楽しいし、一人暮らしも続けられています。
でも、時たま会社の方が思い出され、その時にはブルーな気持ちになります。
「うん、もう絶対辞めようねそんな会社。自分のための人生を生きなさい。」
精神科医は私に強くそう言った。

午後からは大学からの友人が有給を取ったということで、久しぶりに2人でカラオケに行った。
社会人1年目、忙しい中取れた大切な有給を私との時間に当ててくれたことが嬉しい。
彼女と遊ぶ時よくカラオケに行くのだが、彼女も私もアーティストのポルノグラフィティの大ファンのため、お互いが曲を選ぶたびに「選曲めっちゃいい！」「この曲入ってるアルバムまで最高だよね！」とすこぶる盛り上がる。
さらに、他の人と行った時には歌うのをためらうアルバム曲・カップリング曲を平気で歌え、そしてノれるのが最高の利点だ。
まるで大学生のように、ワーワー言いながら5時間近く歌い続けた。

ちなみに〆はバーミヤンでバーミヤンラーメンと餃子。
最後の最後までノリが大学生だった。