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岡田監督のボヤキ漫才

 交流戦で優勝した我がDeNAベイスターズ。週末は勢いそのままに、阪神との首位攻防3連戦に全勝して、ついに首位を奪還した。3戦ともテレビ観戦をしていたが、両チームの勢いの差がそのまま現れた展開だったように思う。

 ハマスタでも阪神ファンの声援はかなり大きく響いてくる。その人気ぶりとファンの熱心さがわかる。

 大阪でサンスポの偉い立場にいた方に話を聞いたことがある。
 
 デイリーといえば阪神、報知といえば巨人、中日スポーツといえば中日。これと同じように東京ではサンスポはヤクルトの“機関紙”だが、「いやいや、もちろん1面は連日阪神で組みます。そうでなくては売れ行きで勝負になりません」。やはりそうなのか。

 ネットには各スポーツ紙のプロ野球情報があれこれ流れてくる。最近になって、阪神の岡田監督のコメントがとりわけ詳細に出てくることに気がついた。「阪神 岡田監督 一問一答」で検索するとよくわかる。
 
たとえばこちら。

 関西弁がそのまま丸出しなのは理解できるが、とにかく喋ったまんま掲載されている。おそらくテープ起こしをした一言一句なのだろう。普通であれば記者は文脈と文字数を整えるので、こういう記事の書き方はしない。紙幅の制限がないネットならではなのか。
 
 他の監督ではこれが見られない。たとえば「DeNA 三浦監督 一問一答」で検索してもほとんど引っかからないのだ。
 
 さすがは「ボヤキ漫才」の土地柄。そんな環境で人気球団を率いるのは心身ともに極めて重労働だろうと同情する。そういえば顔つきもどんどん“悪相”になってきているように見えるのは私だけかな?
(23/6/26)

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