パ・セリ・トクダ

雑食。

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最近の記事

NIKEトレーニング(アプリ版)を使用して、ジムに行かずに体幹アップした。

数年ほど前、私はNIKEトレーニング(アプリ版)を利用して運動を始めました。長らく使っていてとても良いと感じたので、内容をここに書きます。 NIKEトレーニング以前の運動事情 それ以前は、大手ジムに入会して部分的なトレーニング指導を半年ほど受けていましたが、モチベーションが上がらずに退会。その後、「やっぱり自分の好きな運動を楽しむ方がいい!」と考え、プール付きの大手ジムに入会しましたが、混雑ぶりに嫌気がさし、再び退会。 あ、なんか…続かなそう。暗雲立ち込める予感。 正直

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      • ドーナッツをめぐる記録

        ドーナッツが好きだ。穴があいているってところがいい。 夏目坂珈琲のドーナッツ(若松河田駅) 2021年9月にオープンした開放的なカフェは、若松河田駅(大江戸線)から徒歩10分くらいのところにある。他線との乗り入れがなく、住宅地が広がる立地から訪れる機会が少ないだろうと予想する若松河田駅。そこに最高のドーナッツがある。 もちっとした食感。ふわっとしてる感じとは違う、ずっしり噛みごたえのあ感触だ。おいしい。ベタベタした甘さがまったくないので、じんわりとおいしさが口のなかに広

        • 【2022年】映画鑑賞私的ランキング(劇場版)

          2022年に公開された作品に限らず、2022年に私が勝手に劇場で見た作品から選びました。完全私的な記録です。早寝早起きの習慣ができているので、平日の夜に見にくことが少なくなりました。見たけどつまらなかったものは記録していませんので、以下はほとんどおもしろかったといえます。 おなじような作品が好きなひとの参考になればなーと書きました。何卒 『DIVA』 監督:ジャン=ジャック・ベネックス 出演:ウィルヘルメニア・ウィギンズ・フェルナンデス、トゥイ・アン・ルー、フレデリック・

        NIKEトレーニング(アプリ版)を使用して、ジムに行かずに体幹アップした。

          自己一致がわからない

          自己一致とは ロジャーズの教えである「自己一致」がどうしてもわからなかった。 よく言われるのは、あるがままの自分と思い込みの自分が一致すること。 意味がわからない。わからないので、わかりたくて手当たり次第ロジャーズについての本を読んでみようと手に取った本です。 読んでいるとスピリチュアリティの覚醒ということばがでてきた。説明の論拠は以下の文献にありますが、それよりも、結びつける力というのがわたしの理解では一番しっくりきた気がします。 これを読んでも、なるほどーとはす

          自己一致がわからない

          海浜幕張は、ある種の魅力《存在論的不安》を与える街だった。

          (halske.jp 2021年12月16日 バックアップ記事) 幕張ベイエリア視察のきっかけ 幕張は優劣ないから住みやすいとか言われているので、噂の幕張ベイエリアに来てみました。最寄りは海浜幕張駅です。そもそも少し前からよくTwitterで見かけていたんです。…タワマン所有者たちのやり合いを。港区は港区のプライドがあり、湾岸エリアは湾岸エリアのプライド。埼玉エリアもそれなりに競い合いがある。金額とロケーションだけでなく、職業、子育てなどなど。 マンションポエム=抽象的

          海浜幕張は、ある種の魅力《存在論的不安》を与える街だった。

          『思い出のとしまえん』へ行きました。

          (halske.jp 2021年10月7日 バックアップ記事) 練馬区 石神井公園 ふるさと文化館(企画展示室)で開催中の企画展『思い出のとしまえん』へ行いきました。 第3章 広告にみる『としまえん』 というのも、毎年としまえんの広告はすごく攻めていました。遊園地の広告だからといって、子供向けというわけではないデザインです。こういうデザインが提案されるまではありそうですが、ユーモアがわからないと反対されそうです。 この広告、最高じゃないですか。これは平成2年(1990年)

          『思い出のとしまえん』へ行きました。

          味覚・嗅覚障害 日記(新型コロナウイルス陽性)

          (halske.jp 2021年7月28日 バックアップ記事) 2021年8月末、新型コロナウイルスに感染しました。 そのとき、簡単なメモを取っていたので忘却録としてここに記します。 症状は人それぞれ、だそうですが、参考になれば幸いです。 【まとめ】味覚・嗅覚がないときに食べやすかったもの発症から6日目に味覚・嗅覚が感じられなくなった。 発症から19日目でわずかに味覚を取り戻すが、約2週間はほとんど何も味がしない日々を体験しました。味がしないというのは高熱でうなされるより

          味覚・嗅覚障害 日記(新型コロナウイルス陽性)

          『壁画・壁画たち』 『ブラックパンサーズ』アニエス・ヴァルダ

          (halske.jp 2021年7月16日 バックアップ記事) 作品名:壁画・壁画たち(原題:Mur Murs) 監督:アニエス・ヴァルダ 公開:1980年 この映画は、ロサンゼルス市内にある壁画を撮影したドキュメンタリーです。ヴァルダ監督のナレーションと壁画の制作者による壁画についての解説、そしてその地域に住む地元の人々による解説が交錯します。ロサンゼルスのストリートアートがどんなものか、新しい発見がそこにあります。壁画とその作者、モデルたちがしばしば同時に撮影され

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          『今宵かぎりは…』『ラ・パロマ』ダニエル・シュミット再見+レナート・ベルタトーク

          (halske.jp 2021年7月2日 バックアップ記事) ダニエル・シュミットをはじめてみたのは2014年のはダニエル・シュミット レトロスペクティヴでした。解説を求めて、いろんな文献を読んだ気がします。シュミットが上映の際はできるだけ行くようにしていますが、はじめてみた2014年以降なので、7年ぶりです。人気監督なので、もっと頻繁に再上映してほしいです。 『今宵かぎりは…』 Heute Nacht oder nie(1972) ニュー・ジャーマン・シネマを代表する1

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          ウィンダミア・ホテルが閉まるという噂を聞いて,2015年のダージリンの思い出を見つめた

          (halske.jp 2021年7月20日 バックアップ記事) どうも,河口鬼太郎です. 1974年から18回ほどに厄介になったWindamre Hotelがロックアウトしてしまうのは淋しいものです. ダージリンの豊かな歴史を語る上で欠かせないウィンダミア・ホテルの噂を聞いて,昔の写真を眺めていました. ウィンダミア・ホテル最初の建物は1880年代に建てられたもので,イギリスやスコットランドの茶畑で働く独身者のための居心地の良い寄宿舎としてスタートし,第二次世界大戦の勃

          ウィンダミア・ホテルが閉まるという噂を聞いて,2015年のダージリンの思い出を見つめた

          なんとか解説で『ジャック・リヴェット、夜警』の理解が深まった

          (halske.jp 2021年5月23日 バックアップ記事) どうして『ジャック・リヴェット、夜警』というタイトルなのかな、なんて軽い気持ちで観たジャック・リヴェットのドキュメンタリーは、案外ずっしりした内容でしたので、忘却録を兼ねてこちらに記録しようと思いました。ほとんど、上映後の大寺眞輔さんの解説を聞いてまとめた記録です。 作品について『ジャック・リヴェット、夜警』 1990年/127分/モノクロ&カラー/ビデオ/フランス語・日本語字幕) 監督:クレール・ドゥニ

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          蓮實重彦の日記のなかに書かれていた山尾悠子の『飛ぶ孔雀』からはじまった

          (halske.jp 2021年4月7日 バックアップ記事) 恥ずかしい話ですが、山尾悠子の作品はなにひとつ読んだことがありませんでした。 しかし先日、『新潮』2021年3月号の日記リレー特集で大トリ蓮實重彦の日記に山尾悠子の『飛ぶ孔雀』に触れた部分があり、引っかかったことがきっかけです。ちょうどTwitterでもご本にがそのことについてツイートしておりましたので、Twitterらしく気軽に返信してみたところご本人は「変な小説なのですが、よろしければ是非」と返信をいただきま

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          荻窪のTitle(タイトル)2階ギャラリーで山田愼二写真展「詩人・田村隆一」を見て、詩人の旅(1991)を読む

          (halske.jp 2021年3月19日 バックアップ記事) 詩人の旅は凡人の旅と違うのでしょうか。違うとしたら、何がちがうのでしょうか。それは、旅の仕方ではなく、まなざしが違うようです。『詩人の旅』(中公文庫)を読むとそれがよくわかります。 田村隆一は常に酒を飲んでいます。朝食が瓶ビールなんとことも珍しくないですし、喉が乾けば喫茶店でやはりビールを飲もうとしています。しかし、ただの呑んだくれとはもちろん、ちがいます。 隠岐のレストランにいるマダムを密かにマーナー・ロ

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          『すし通』〜鮨にまつわる書物を読んで、鮨について思いを巡らせる〜

          (halske.jp 2021年3月5日 バックアップ記事) この本のキャッチコピーには「昭和五年に世に出た、鮨の名著」とありますが、昭和五年と言われてもピンとこないので「昭和五年」と検索してみると1930年のことで、関東大震災は起きているものの、第二次世界大戦前ということでした。すごく前のような気もしますがフランス文学でたとえると、『失われた時を求めて』はすでに書かれているし、『ボヴァリー夫人』はとうの昔に書かれています。セリーヌの『夜の果てへの旅』は1932年で、サルト

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          「北海道は寒くない」と主張する人々

          (halske.jp 2021年2月25日 バックアップ記事) 社会人になる前だか、なりたてに読んだ『目白雑録(ひびのあれこれ)』(朝日文庫)は、ほとんど人の悪口でそれが面白いと思って読んでいましたが、また読み返していると自分の社会人生活が長くなったことで心当たりある人物像が身の回りにも存在するのだ、と改めて実感しました。 オヤジというのは「北海道は寒くない」と言い張ったりする、というエピソードがあります。北海道では室温を高く設定しているから東京より暖かなのだ、と主張する

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