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LAタイムズの『映画 えんとつ町のプペル』レビュー記事を大公開

こんばんは。

胃腸炎の吐き気と空腹を満たす満足感の地獄ループに陥ってるはるてぃむです。

#だれかぼくを止めてください

さて。

今日は、ニューヨークとロサンゼルスで先行上映が始まった『映画 えんとつ町のプペル』のレビュー記事をお届けします。

記事が掲載されたのは、東スポや日刊スポーツじゃないんです。

1881年に創刊され(明治14年!!!!)アメリカの地方紙としてはニューヨーク・タイムズに次ぐ規模を誇るロサンゼルス・タイムズです!!

「あたい、そんなこと言われたって外来語なんか分かんねえよ」と思ったそこの不良少女。

安心してください、ちゃんと和訳しましたよ。

#DeepLサイコー

それでは、どうぞ♫

魅力的な『えんとつ町のプペル』は、あえて夢を見続ける

"えんとつ町のプペル"は、ほとんどの人が不可能だと言うことをやってのけた。臭いゴミの山に共感を覚えるでしょう。たとえ誰からも軽蔑され、間違っていると言われても、自分の夢を信じ続けることを勧めるこの作品にふさわしい出来栄えです。

「えんとつ町のプペル」は、脚本家・西野亮廣の絵本が原作で、煙突が多すぎて空との間に濃い煙が立ちこめている町が舞台となっています。煙突の多い街は、煙の向こう側、つまり街の外には何もないと当局に信じ込まされ、そうでない者は異端者として迫害される。

しかし、父を亡くしたばかりの煙突掃除の青年ルビッチ(英語版声:アントニオ・ラウル・コルボ)は、星の存在を信じており、いつか見ることができると夢見ている。しかし、父親を亡くしたばかりのルビッチは、星の存在を信じており、いつか見ることができると夢見ていた。彼は擬人化されたゴミの山をプペル(トニー・ヘイル)と名づけ、それを証明しようと躍起になっている。

ルビッチのデザインや動きなど、スタイリッシュな3DCGアニメーションには、素朴な魅力があります。また、スチームパンク的な濃密で煙の多い街の描写や、ゲームを彷彿とさせるシークエンスなど、遠近法を自在に操る遊び心もある。廣田裕介監督は、ハロウィンをテーマにしたミュージカルナンバーも盛り込み、子供たちにも楽しんでもらえるような演出をしています。

西野の脚色の強さは、その心臓部にある。「プペル」は、ルビッチの父親との関係やプペルとの新たな友情を、感情を大きく揺さぶりながら描いている。そしてプペルは、『オズの魔法使い』のブリキ男とカカシを合わせたような愛すべき存在なのだ。

しかし、この映画では物語の時間を表現しようとしたため、小さな子供以外の観客には、物語の一部が繰り返されるように感じられるだろう。

また、公害の危険性や抑圧など、より大きなテーマにも取り組んでいる。最も興味をそそられるのは(未発達ではあるが)ルビッチの煙の町の起源をめぐる後半の説明で示される資本と中央集権的な銀行に対する批判である。

しかし、それらの欠点は、「プペル」の最も心に響くメッセージの妨げにはならない。想像力を削ぐような世の中でも、上を向くことは大切なこと。「プペル」は、あらゆる年齢層の観客に、自分の恐れや他人の恐れに負けず、夢を追い求めることを思い出させてくれるのだ。

—— おしまい ——

英語を読める方は、こちらから原文記事をどうぞ(↓)

アメリカでも高評価の『映画 えんとつ町のプペル』は、来年1月7日からアメリカ全土で公開がスタートします。

アメリカにお住まいのお友達がいる方は、こちらの記事を送ってもらえたら泣いて喜びます。

それでは、皆さま、残りわずかな2021年。

良いお年を〜





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