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Webマーケターに必要な能力

Webマーケターには専門的な知識・能力が必要不可欠です。

しかし、具体的にどんな能力が必要なのかと問われると、「?」となることがあります。

具体的にどのようなマーケティング能力が必要なのかを知ることで、ゴールが見えて行動しやすくなります。

もしもマーケターに向いている場合は、どんどんスキル・能力を身につければ仕事で結果を出すことができますし、副業や独立もできます。

今回は、私のこれまでの経験と、今まで50人以上のマーケターと一緒に仕事をしてきた体験談をもとに「Webマーケターに必要な能力」をご紹介します。

将来的には「個人で稼ぐ」ことも実現可能ですので、ぜひ、この記事を参考にして実践してみてください!


Webマーケターに必要な5つの能力

Webマーケターに必要な能力は下記の5つです。

①:マーケットリサーチ能力
②:コミュニケーション能力
③:発想力や企画立案能力
④:マーケティングの知識力
⑤:ライティングスキル

とはいえ、「全て当てはまらないといけない」とか、そういうことではありません。

上記のような能力やスキルが多ければ多いほど、マーケティング職に向いていますよ、という指標です。※もちろん、私も全ての項目が当てはまっているかというとそうではありません。

今、その能力が足りなくても、コツコツ能力を高めていけば、誰でもマーケターになることができます。

では1つずつ、詳しくみていきます。

①:マーケットリサーチ能力

必要な能力の1つ目は「マーケットリサーチ能力」です。

つまり「世間からどんな商品・サービスが求められているのかを調査する能力」です。

例えば、新商品を開発する際には「少し先の未来予測」をしなくてはいけません。

そのためには、現在の社会の動き・人々のニーズの変化を探る必要があるのです。

そしてそこから、狙うターゲット層の属性(性別・年齢・趣味嗜好など)を選定し、新商品の開発をしていきます。

事実に即したリサーチをする能力が、Webマーケターには必要になります。

②:コミュニケーション能力

必要な能力の2つ目は「コミュニケーション能力」です。

Webマーケターは営業部など、各方面の担当者と二人三脚で仕事を進めていきます。

また、時にはクライアントとの折衝も必要です。

割と、PCの前でコツコツ作業をするイメージが強いかもしれませんが、マーケターにこそ「コミュニケーション能力」が大切なのです。

適切なコミュニケーションができなければ、仕事を完遂することは不可能ですよね。

マーケティング職は、新商品を作るために情報収集をするだけの仕事ではありません。

多方面の人とそつなくコミュニケーションをとる能力が重要視されます。

③:発想力や企画立案能力

必要な能力の3つ目は「発想力や企画立案能力」です。

Webマーケターは、事実に基づいてリサーチをすることが必要です。

そして、そこから「どんなニーズがあり、どんな商品なら売れるのか?」を深掘りして考えることも、マーケターには求められる能力です。

例えば、「これをやれば売上が上がる!」と言っても、その「根拠」や「データ」がなければ意見は通りません。事実に基づくリサーチが大切です。

また、競合他社と同じような商品を作っても売れません。

なので「他社商品との差別化ポイント」まで作りこむ能力も求められます。

④:マーケティングの知識力

必要な能力の4つ目は「マーケティングの知識力」です。

マーケティングの知識をつけることで、物事を俯瞰して見ることができます。

例えば、マーケティングの目標を考えるときに、会社の売上から逆算して、

「マーケティングチームではどのくらいリードを獲得すれば良いか?」
「どのくらいコンバージョンを獲得すれば良いか?」

を考えないといけません。

マーケティングの知識力がなければ、物事を俯瞰できず、目の前の打ち手にしか目がいきません。

何も考えず「あれやれ」「これやれ」では、目先の利益は獲得できるかもしれませんが、長期視点での目標は難しい。というか、疲れますよね。

効果的なマーケティング戦略を考えるためにも、マーケティング全般の知識を網羅できる経験値が必要になります。

⑤:ライティングスキル

必要な能力の5つ目は「ライティングスキル」です。

最後は少し実務的な話です。

マーケターであれば、「ライティングスキル」がとても必要になります。

というのも、マーケターは「お客様に刺さる訴求」を考えることが大切で、そのためにもライティングスキルが必要となるからです。

例えば、

・SEO記事
・SNS運用
・広告運用
・Webデザイン
・プレスリリース
・イベントチラシ など

上記のマーケティング戦略では必ず「ライティングスキル」が必要となります。

「良いクリエイティブ」を作り上げることで、お客様に刺さる訴求ができますよね。

ぶっちゃけ、分析力とか、企画力とかも必要ですが、マーケターの本質は「ライティングスキル」であると考えます。

マーケティングの勉強は欠かせない

「マーケティング職=華やかでカッコイイ」というイメージがあります。

しかし、これは大きな間違いで、「地味でコツコツとした仕事」が多いです。

数字とにらめっこをしたり、訴求方法を少し変えてみたりと、思った以上に地味でコツコツとした仕事が大半を占めます。

そんな中で、結果を出すマーケターの特徴は「毎日、マーケティングの勉強をしている」ということ。

マーケティングの本を読んだり、Voicyでマーケティングトレンドのニュースを聞いたり、セミナーを受講したり、勉強熱心です。

今回、ご紹介した「Webマーケターに必要な能力」の根底には「毎日、マーケティングの勉強をする」という習慣がとても大切になります。

仕事で結果を出したいWebマーケターは、まずは1日10分でも良いのでマーケティングの勉強をしてみましょう!