16/06/10

16/06/10

18になった時、人生で初めて誕生日が嬉しくなかった。「歳をとった」と思った。

でもその時母に「若い頃が華とか思ってんの若い時だけだからね。25,6ぐらいが仕事も覚え初めてそれなりに自由で一番楽しい。」と言われた。

母はあまり多くを語らない人だけど、だからこそたまにボソッと言うことがすごい沁みる。若いことをやたら鼻に掛ける女より、この言葉を掛けてもらった私の方がずっと魅力的なはずだ。

何故この言葉を思い出したかというと、久しく聴いていなかったOKAMOTO'Sというバンドの新譜「BROTHER」を聴いたらすごいカッコ良かったから。

当時は自分よりちょっと上のお兄さんたちってことになんだか親近感があって、それなのに大人顔負けの音楽やってて尊敬するな〜って感じだった。

でも今のモトズの方が私は好き。いい歳の重ね方してるな〜!

若さ故の粗削りさや危なっかしさも魅力的だけど、最近はそれが少し磨かれてマイルドな深みが出てきた、これからを創っていく人たちにすごい惹かれる。こういう人たちがいると歳を重ねることとか、近い未来に勇気付けられるね〜!




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