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【最終報告会】久留⾶ 雄⼰『家劇場の物件探し in 福島浜通り』④~

全国・世界・地元から、福島県浜通り12市町村にて芸術家が滞在制作をする「ハマカルアートプロジェクト」(経済産業省令和5年度地域経済政策推進事業(芸術家の中期滞在制作支援事業))。

その採択プログラムのひとつ、俳優として南相馬市小高区を拠点に活動されている久留⾶ 雄⼰(クルビ ユウキ)さんと家劇場の住人、緒方彩乃さんによる
『浜通り地域における「スペース」(場)のリサーチと「スペース」づくりの活動の冊子制作』
について、そもそも今回のプロジェクトチームの背景、そして本事業によって、どこで・なにを・どのように活動し、成果とするのかについて、シリーズでご紹介します。

第4回目の今回は最終回として、
・最終報告会とその展示
についてご紹介したいと思います!

・ハマカルアートプロジェクト 最終発表会
 2024年2月20日(火) 15:00~ 於:コススタ(双葉郡富岡町)

登壇発表される久留飛さん

滞在アーティストに緒方彩乃さんを招へいし、浜通り各地の"スペース"を訪問。聞き取りや撮影等を行い、芸術家が今後、この地域で捜索や交流ができるキッカケとなる冊子の制作を行った久留飛さん。

実際に訪問されたスポットについてや、この地域の関係人口の一助になればという想い、そして久留飛さんと緒方さんが知り合うキッカケとなった"家劇場"のあった北千住とこの地がつながればうれしいな、という想いについて報告が行われました。

また、冊子の作成に留まらず、2階の展示スペースではリサーチの過程を撮影した映像作品の展示も行われていました!

印刷中の冊子見本。かわいいイラストは緒方さん筆
飯舘村訪問時の様子は映像記録から

久留飛さんのプロジェクトは、本年度を基盤とした来年度以降の事業展開も既に構想されているとのことで、今後はそちらに向けての活動へ移行され、また今回作成された冊子を地域内はもちろん、県外でも積極的に配布なさるとのことです。
冊子を介することで、県外の芸術家や活動家にとっても新しい交流スペースを知るきっかけが創出され、よりこの地のアートな動きが加速すればいいですね。

ということで今回は、最終報告会の内容についてお伝えしました!
そして今回で

・家劇場の物件探し in 福島浜通り

のレポートは最終回となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!(特筆等ない場合、各数値等は執筆時2024年1月時点のものです)