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失恋した日は独立記念日

誰かとの関係を解消しなければいけない時を、私は独立記念日と呼んでいます。

たとえば好きな人にフラレた時は「私、本日をもって独立したから!」と言います。なんだか、かっこよくないですか。たとえフラレた身だとしても。

好きな人以外にも、恋人、友人、家族、嫌いな人、同僚など、あなたの頭の中をたくさん占めている人がいると思います。「あの人はどう思うかな」「あの人なにしているからな」「あの人がこう言ってきたらどうしよう」などなど。

独立記念日は、そういった人たちとの関係が終わり、自分のために頭の中を使う日が来たことを意味します。もう「あの人」のために頭を使う必要はなく、自分のために頭を使えるということです。

つまり、
友人と絶好(古い?)したら独立記念日。
恋人と別れても独立記念日。
離婚しても独立記念日。
解雇されても独立記念日。
上司に見放されても独立記念日。

お別れの瞬間、「あの人」から独立して自分の道を進みます。おめでとう。自分が自分の声だけを聞く時が来たのです。独立記念日はちょっと心細くて、悲しいかもしれない。でも、お祝いする日なのですよ。

そんな話をした最近。

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2023年のテーマは洒洒落落。物事にとらわれず、さっぱりと生きたい。そんなハマダのこだわりレスな記事はこちらに収めます。

対話のカケラ(マガジン)


ハマダユイ
ソーシャルワーカー11年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

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