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日記│ドラマ「リエゾン」を観て願ったこと

「何度すみませんって言えばいいの」
「なんで あなたはいつもこうなの!」と叫ぶ母親の声。

金曜の夜11時15分から放送している「リエゾン~こどものこころ診療所」の第1回目のセリフ。

まるで昔の自分を見ているようで、思わず手を止めた。


「発達障害」という言葉がポピュラーになってきた。
でも、特性や凸凹の大きさは人それぞれ違う。

だからドラマの状況が全ての人と同じってことはない。

でも、ドラマを通して、少しでも理解がすすんで、今、悩みの真っ最中で苦しんでいる親子の助けになるといいなと思う。

番組公式のHPのコラムが秀逸だった。

発達障害は病気ではなく、先天性の障害
親の育て方や躾は原因とは無関係ですが、凸凹の兆候がみられた際には、早期に専門家が介入し療育を行うことで、行動改善や発達促進によい影響をもたらし、成人後の社会適応力を高めることが分かっています。  

番組公式HPコラム「発達障害って?」(https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/column/0001/)

「みんなと同じ」がてきない子の親は、「ご迷惑をおかけしてすみません」と「すみません」と頭を下げる回数が、とてもとても多い。

自分の子を他の子と同じようにできるようにするために、厳しく躾けるのは、親も子も両方にとって、不幸だ。

私は「ダメな親」って思われたくない自己防衛もあった。

ただ叱っても子どもは、理解できない。

子どもは、叱られ否定され続けて「自分はダメだ」と思ってしまう。
親はイライラして、怒ってばかりで自己嫌悪。もう悪循環のループ。

ドラマのように患者やその家族を理解してくれる病院はなかなかないだろうけど、適切な支援先が必要な人みんなに届くように心から願ってやまない。

このドラマの原作は漫画らしいから、そちらもチェックしようと思う。



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