紅麹騒動で判明したプべルル酸の検出と腎毒性について~意図的混入事件の可能性か?


速報で厚労省が混入物資名を公表したとの事。

記事はデタラメが酷いww


記事によれば

『厚労省によると、プベルル酸は青カビからつくられる天然の化合物で、どういう理由で混入したのかはまだ不明という。抗生物質としての特性があり、抗マラリア効果があるほど「毒性は非常に高い」というが、腎臓への影響は現時点ではわかっていない。』

と書いてる時点で、医学的知識も科学的思考も欠落していることが明白である。
何故なら、日本の大村智博士がノーベル医学生理学賞を受賞して有名になったイベルメクチンが抗マラリア作用がある薬物として知られるようになったでしょう?

イベルメクチンを飲んだ人や動物は、皆、死亡したり腎不全に陥り死んだりしたのか?

全く何を言っているのか。
科学云々以前の、ド素人の妄言だろうに。


薬物の毒性を評価するなら、LD50とか中毒症状の発現する血中濃度を測定しない限りは、何とも言えないぞ?
イベルメクチンを服用したって、有害作用の出る濃度以下にしかならないなら、毒性を示す症状は発現しないし、有効血中濃度以下なら抗マラリア作用も見られないだろうに。


喩え毒物を服用したとしても、その濃度が非常に低いなら「無問題」と言ってきたのは、原発推進勢が「福島第一原発のタンク保管の汚染水は飲める、水で薄めれば安全だ」と言ってきたのと同じじゃないか。


で、プべルル酸の話に戻るね。


参考:


先にツイートに書いたので、こちらにまとめておく。



参考:







紅麹サプリの継続摂取が原因で腎毒性が症状として見られる場合、

・プべルル酸の代謝は肝臓で分解される量が乏しく主に腎代謝
・「血中濃度が中毒量以上となる摂取量」がサプリ中に存在すること
・急性腎障害が出現する中毒域が相対的に低目であること

を実証(動物実験、霊長類~ボランティア人体で試験)する必要があるぞ?


もし、中毒量が錠剤として毎日大量摂取を必須とするような場合だと、通常の摂取過程で腎障害が発生したとは想定し難い。

プべルル酸なんて、稀な成分を知ってる・保有している人の方が圧倒的に少数派だろうと思うので、自然環境(人為的ではない汚染)下では混入が想定し難い程の量なら、製剤を汚染する目的で意図的に混入するなどの犯罪行為じゃないと無理かもしれないぞ?


所謂、企業を標的としたテロ攻撃、というのと同じだな。

青カビPenicillium を直接食べた(錠剤中に練り込んだ)として、製造工程で数キログラム規模の大量混入がないと達成できないほどの量であるなら、通常の汚染程度じゃ無理だということ。
そんなカビが一か所に毎日大量発生できるはずがないから、だ。

中毒量以下のプべルル酸が錠剤中に混入していても、何らの症状も発現しない。「トリチウム水を飲んでも安全」の理屈と同じだよ。


ネット上で適当に「プべルル酸は毒性が強力」とか吹いてるのを見かけたが、それって、何とどう比べて毒性が強いって言ってるのか?

ジギタリス?
ストレプトマイシン?
シアン化カリウム?
イベルメクチン?
コロナワクチンのコミナティ?


この国のマスコミには、インチキ言説ばかりが蔓延るクズの巣窟だな(笑)。


更に追加:

一般的なカビ毒の種類には、プベルル酸は列挙されていないようだ。




仮に、プべルル酸が原因物質だとして、急性腎障害の発現を来す程の濃度が達成できるのか、というのが最大の問題だろう。

もし製造過程ではあり得ない量だとすると、意図的に「プべルル酸を検出」させる為だけに、製剤に混入した可能性がある。何の為に?

それは「紅麹騒動」を意図的に発生させることを目的に実行したかも、という話である。バイオテロ攻撃同様の手口だな。



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