お守りをお守りします・・・?
ミ:朝からジッと座ってどうしたの?
さては昨日のトムヤムクンスープが辛くておなかこわしたな。
は:ちがう、ちがう! 座禅組んで瞑想していたのさ。
5分間、深呼吸しながらあたまを空っぽにすると気分が落ち着くんだよ。
ミ:ヘェ〜、人間って不思議だなぁ。 でも急にどうしたの?
は:最近、アマゾンのオーディブルで「禅・シンプル生活のすすめ」を聴いてみたんだ。
ミ:そういえば、オーディブルが聴き放題プランになったよね。
は:うん、聴き放題に含まれないタイトルもあるけれど、多くは月会費だけで楽しめるから今まで聴かなかったジャンルもどんどん試そうと思って。
ミ:運転中や単純作業をしながら、音楽を流す感覚で本が読めるのは効率的かも。
は:プロのナレーターさんが朗読してくれるから、耳に心地良いし。
ミ:ところで今日は何の話だっけ?
は:アッ、前置きが長くて忘れるところだった。 お守りの話!
タイは街中にたくさんお寺や精霊のほこらがあるよね。
家の中にもお守りや仏像、守り神様が揃っていて安心だなって感じてた。
ところが禅の教えでは「守ってもらう」のではなく、「自分でお守りする」ものなんだって。
ミ:エッ? どういうこと?
は:お守りを身に付けているから安心したり油断するのではなくて、お守りを危ない目に合わせないように心がければ、平穏で安全に暮らせるというわけ。
ミ:なるほどー。 だからタイのお寺で仏像やお守りを求める時、「買う」のではなくて「お借りする」って言うんだ。
は:そうだね。 やっと言葉の意味が分かってスッキリした。
ミ:ところで、うちではどのくらい「お借り」してるの?
は:え〜っと、仏さま3尊、守り神様6柱、お守りは20体以上・・・。
ミ:しっかりお守りしなきゃ。
は:責任重大だぁ〜。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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