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「お金をかけずに子育てはできるのか」#研究報告書

あっという間に研究期間が終わり、ついに最終報告書をまとめる時が来ました。

僕の研究テーマは「お金をかけずに子育てはできるのか」
結論から申し上げますと「未達成」でした。。。

報告書というよりは反省文になりそうで気が重いですが、ケジメはきっちりとつけたいと思います。それでは参りましょう…!

◆実験の目的と背景

最初のnoteでも書いたように、僕は「家族との時間(特に子どもと向き合う時間)」を作るために研究に取り組むことを決意しました。

◆検証したいと思っていたこと

検証したかったのは「仕事を減らしたとしても、その分子どもと向き合う時間を増やせば、結果的に良い子育てができるのではないか」ということ。

つまり「学費を稼ぐことに注力する」のではなく、「子どもたちが必要とする学びを親の手からタイムリーに渡すことに集中したい」というのが僕のテーマです。

そうすることで「経済的」にも「精神的」にも満足が得られるのでは?という仮説を立てました。

◆研究活動の概要

研究は以下の手順で進める予定を立てました。

【実験スケジュール】
6月〜7月:仕事を減らす(仕事を厳選する&仕事を効率化する&仕事を任せる)
8月〜9月:SASUKEプログラムβ版スタート
10月〜11月:「どこにもない学校」開校

※詳細は下記「【#私の働き方実験】6月〜7月振り返り&計画書について」をご覧ください。

今回の研究は「仕事を減らす」闘いが11月までもつれ込み(というか11月でバーンアウトし)、結果的にSASUKEプログラムを十分に動かすことができませんでした。もちろん「どこにもない学校」も開校していません。

SASUKEプログラムは巻物を作ったところで終了。
毎週子どもとの時間をスケジュールに入れる改善アクションを取りましたが、終わらない仕事を優先してしまいました。弁解の余地はありません。

毎月の仕事ボリューム定点観測。
毎度のように「来月こそはがんばろう…!」的な締めくくりになっており、改善が見られませんでした。

◆結論と根拠・気づき

僕の研究は未達なので結論は出ていません。
しかしいくつかの気づきは得られました。

気づき①仕事を減らそうとすると楽しい仕事が舞い込む

仕事をコントロールし切れなかったのは、楽しい仕事に溢れていたからです。特に「仕事を減らす!」と覚悟してから、断る理由のない素敵な仕事のお話が増えました。不思議です。

気づき②仕事の生産性を上げる手段は意外なところにある

これまでタスク管理ツールや、仕事を外注することで生産性を上げようと試みてきましたが「そもそも自分が仕事に集中していない」という可能性が浮上してきました(おい)

これはもうしばらく検証してみる予定です。

気づき③子どもは放っておいても割とちゃんと成長する

完全なる言い訳にしか聞こえませんが「子どもってすごいな」と思ったので記させていただきます。

◆研究に関する考察・これから

僕の研究は期間を延長し、継続したいと考えています。
今後の研究スケジュールは以下の通りです。

【実験スケジュール】
12月〜1月:仕事を減らす(仕事を厳選する&仕事を効率化する&仕事を任せる&仕事に集中する)、SASUKEプログラムテスト運用
2月〜3月:SASUKEプログラム本格運用
4月〜6月:「どこにもない学校」開校

◆全体振り返り

今回の研究を通じて、子どもと本当に向き合うには、まず自分自身と向き合う必要があることを痛感しました。

自分の能力やキャパシティ、優先順位、そういった自分を取り巻く諸々のものと折り合いをつけながら、なんとかうまいことやっていくこと。
「汝自身を知れ」という言葉がありますが、まさにそういうことだと思いました。

今回の研究期間では十分な成果を出せず未達に終わってしまいましたが、だからといってやめる気はまったくありません。

これからもこの研究テーマを追求し続け、良い報告ができるよう精進します。
ここまでご覧いただきありがとうございました!

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