ボードゲーム制作で新しいゲームのアイデアが出ないときに知っておきたいカテゴリ的発想法
こんにちは、HShowGamesのはましょーです。
毎年ゲームマーケットに新作を出品することを目指していますが、毎回ゲームマーケットの直前にアイデアがないと呻きなげいています。
ボードゲーム製作者の皆さまが僕のように呻くことが少しでもなくなるように、僕なりのアイデア発想法をお伝え致します。
カテゴリ的発想法
ボードゲームのジャンルは僕なりに大きく3種類に分類してみました。
①「潜在能力の競争」をゲーム化
自分自身の能力をゲームの中で競争させるゲームのジャンルです。ルールが比較的シンプルなものが多いです。個人的には初心者でも制作しやすいジャンルだと思っています。
●しりとり
→語彙力を競うゲーム
●ナンジャモンジャ
→ナンジャモンジャに付けた名前の記憶力を競うゲーム
●おばけキャッチ
→カードを瞬時に判断してアイテムをキャッチする反射神経を競うゲーム
②「現実社会のしくみ」をゲーム化
現実社会のしくみをゲームの中で表現しているジャンルです。基にしている現実社会のしくみがシンプルさとゲームルールが比例します。現実社会のしくみがシンプルであればゲームのルールはシンプルになりますが、複雑であればゲームのルールが複雑になります。パラメータが多くなりやすく、調整に時間がかかるため、制作にかなりの力が必要になるゲームジャンルです。
●カタン
→貿易/交易のしくみをゲーム化
●モノポリー
→不動産売買のしくみをゲーム化
●ナショナルエコノミー
→事業経営のしくみをゲーム化
③「特殊空間の体験」をゲーム化
日常生活では体験できない特殊空間の中で勝利をするためにプレイをするゲームジャンルです。アイデアを出すまでに時間がかかるジャンルです。
●アンドールの伝説
→RPGという特殊空間でプレイできるゲーム
●人狼
→狼陣営では嘘をつく行為が正義となる特殊空間でプレイできるゲーム
●タブーコード
→タブーによって行為が制限される特殊空間でプレイできるゲーム
各ジャンルのアイデアの出し方について
①「潜在能力の競争」をゲーム化
子供時代の遊びを軸にして作られているゲームが多い傾向にあります。
子供時代の遊びがどうして楽しかったか・何が楽しかったかを深掘りすることでアイデアが出やすくなります。
②「現実社会のしくみ」をゲーム化
現代社会のしくみを知れば知るほどアイデアが湧いてきます。アイデアを出す方法としては、新聞を読む・ニュースを読むというようにメディアに多く触れることが挙げられます。
③「特殊空間の体験」をゲーム化
特殊な設定およびシチュエーションの引き出しが多いほどアイデアを出しやすくなります。具体的には、漫画を読む・小説を読む・映画を観ることが挙げられます。特殊な状況を擬似的に体験することによって引き出しが多くなります。
最後に
僕なりに新しいボードゲームを制作するときのアイデアのアプローチをご紹介させていただきました。
ボードゲーム製作者の皆さまの中で違ったアプローチでアイデアを出している方がいればご教授くださいますととっても嬉しいです。
よろしくお願いします!
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