iOSDC2023に参加して人生の変遷に思いを馳せた

今年もやってきたiOSDC!
参加したと言ってもDay0をオフラインで途中までで抜けて、Day1,2はオンラインで少し見た程度であった。子どもが2人いてまだ小さい中で久しぶりにオフラインの勉強会に行けたのでそれでも自分としては大きな出来事だった。

Day0のオフライン参加では久しぶりに会う方とお話ができて嬉しかった。みなさんそれぞれの現場でアプリ開発をしていた。

Day0のオフライン参加をしたかった理由はgiginetさんの発表を聞きたかったからだった。
https://fortee.jp/iosdc-japan-2023/proposal/ac02713c-84c6-404f-9405-95088a87cd8f

仕事でXCFrameworkやSPMのことを調べていて、ビルド体験の改善を考えていた。そのときScipioというSPMで取得したものをキャッシュする機構がOSSで開発されているということを知り注目していた。その発表をぜひ聞きたいと思い現地に赴いた。

発表はとても素晴らしく参考になった。Bazelのつらみから始まりそれを解決するソリューションを自ら生み出しているのはエンジニアの鏡だった。昔Bazelを使い始めましたという発表を聞いて時代はこっちになるのかなと思ったけど、揺り戻しがくるものだなと思った。

今回LINEの発表ではオープンチャットで質問を受け付けてくれていた。C++をXCFrameworkにする部分で悩んでいたので質問してみるとすぐにレスポンスしてくださりありがたかった。直接質問できるように準備しようと思って問題を整理していたら、自分で解決方法が見つかった。あるある。iOSDCのおかげで課題が前に進められたと思う!

iOS開発者になって7年目だが、だいぶ経験値増えてきて発表をより深く理解できるようになったと実感した。ライブラリやリンクなどの仕組みを理解して聞けるとより楽しめた。1年目のiOSDCではよくわからないけどすごそうと思って聞いていたので、比較すると感慨深い。

子どもが生まれて慌ただしい中でも、学ぶきっかけを作ってくれた。やっぱり現地は楽しくってこんなにたくさんの仲間がいるのだと実感した。これからもいろいろな人生の転機があるだろうけど、戻ってくる場所の一つになっているのかなと感じた。

素敵な場を提供してくださったiOSDCの運営の方々には感謝したい。
また来年!

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