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またも、同じ山に何度も何度も登る

GWは仕事仕事で、今日は休みだけど疲れちゃって、
しかも掃除洗濯その他家事もこなさないとーなので、
朝ランだけやって、あとはこもることにした。
過去の私が階段トレを毎日やっていたことを思い出して、
過去の私もやってたんだから今の私もがんばろーと言うことで、
それから毎日走っとる🥴
そしてこもりついでに、
何度も同じ山シリーズのラスト日記をしたためることにする⛰

私が何度も何度も登るお気に入りの山はいくつかあるのだが、
川苔山もそのひとつ。
鳩ノ巣駅からの登山道の途中に峰集落があるからだ。
峰集落とは1970年代に最後の住人が出て行った廃集落で、
柳田國男が滞在したとTVで放送されたこともあるそうで、
かなり有名な廃集落だと思う。
私が初めて行ったのは2012年6月26日、
それから数回訪ねており、最後に行ったのは去年の年末。
ひょんなことから峰集落のことを知って興味が湧き、
行ってみたら昭和好きな私はすっかり気に入ってしまい、
何度も行くようになってしまった。

初めて行った頃、峰集落の辺りは鬱蒼としており、
目印となる物を探しながら探りながら進んだ。
日天神社は峰集落の中では比較的新しい建物で、
開けると中にノートがある。
私はほぼ毎回このノートに何か書き残していたけれど、
最後に行った時にはもう周りが随分と明るくなっていて近くに重機もあり、
そばに行きづらくて長居しなかったので書き残さなかった。
峰集落を分断するように林道が作り進められていて、
私が初めて行った頃はまだそこまで進んでいなかったんだけれど、
最後に行ったときには、かつて森の中だった峰集落はあらわになってきていた。

2013年4月14日、当時アラ古希の山仲間と峰集落を歩いて回った。
古いラジオ、石炭ストーブ、手水器、醤油壺、
目に入る物について次々と解説してくれる山仲間、
まるでガイド付きの野外の博物館みたいだった😆😆

古いラジオ
ラジオの中身
手水器
昭和時代、汲み取り式のトイレの出入り口に設置された
上に水を入れておき、
下を押すと水が出てきて手を洗うことができる
井戸の跡
醤油壺
石炭ストーブ
真ん中の扉を開けて石炭を入れ、
下の細い扉を開けて灰を掻き出す
食器類

ネット上の峰集落探訪記録を見ると脱穀機と勘違いされていることがあるけれど、
足踏み式ミシンの下の部分、コレも山仲間から教えてもらった。
最後に訪ねた時、試しに手で回してみたら滑らかに回ったのには驚いた。

以前にはあったつぶれた家、今は跡形もない。
タイムマシン廃屋と呼ばれていて、
つぶれる前は残されていた物をいろいろ見ることができたようだ。
私が見たときは形跡がわからなかったけれど、
かつては茅葺きだったそうな。

かつてタイムマシン廃屋と呼ばれた家

峰集落にはお馴染みのお人形さんがいらっさって、
私は毎回確認する。
コレはホラーな雰囲気でニガテなお方もいらっさるだろうから、
この画像はよく見ない方がいい😅😅

おなじみのお人形さんとお墓のあと

お墓の写真も入っている。
みんな出て行くとなったときに墓石をひとまとめにしたようで、
墓趾碑が真ん中に立てられてぎっちりと集められていた。
ちなみに、私が最後に見たお人形さんの姿、
平気な方はよかったらどうぞ↓
https://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/386/3864863/5c849dc89298d690806428515fff713d.jpg

私が昭和好き、廃墟好きなところもあって今回はこんな内容だったけれど、
山とはあんまり関係ないか?
でも私は、山の中によく残されている昔の物も山の魅力だと感じている😌😌

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