残りの学芸員資格科目

学芸員になるには文部科学省の国家試験を受けるか博物館で3年以上丁稚奉公して学芸員補という下級学芸員になるか、大学で必要な15科目を履修して試験に合格する必要がある。大学のカリキュラムは14科目の座学と座学を全て取った後に行われる1科目の実習である

私の場合、放送大学が他大学の取得単位を併用することが可能であり、半分ほどをモン族の陶磁器を研究している鶴見大学で履修し、残りを放送大学で履修した。現在、鶴見の教授とあることで喧嘩してしまい座学の2科目を落としてしまった。実習を含めると残り3科目である。放送大学の実習は放送大学が提供する倍率200倍以上の四国大学、定員20名しかない九州産業立大学もしくは私独自で見つけた筑波大学である。

・博物館展示論
博物館は情報を発信する場所でもある。この情報を発信することを博物館展示論、博物館情報メディア論という。この二つは別々の科目に分かれている。この二つの違いは博物館情報メディア論が博物館外のメデイアやIT技術の活用を重点にしており一方で博物館展示論は博物館資料の展示方法という情報発信方法とメディアリテラシー(展示することによる政治への影響に対する責任)である。

・博物館経営論

バブル崩壊を背景に多くの博物館が経営困難となり1990年代から博物館の財政マネージメントを目的として科目として設置された。


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