高校の担任の先生にオススメされた映画を今観た「十二人の怒れる男」




映画好きなら観ておけと言われる映画だが、映画好きなら人の観る映画を決めつけるんじゃあないよと思う河村であった。

この映画に関しては観たくなかった訳ではないのよね。
単純に、あまりに有名でオチも何も大体知っているのが理由の一つ。

この映画の存在を知ったのは高3の頃。
うちの学校は、当時まぁまぁバカ学校だったのだけど俺が入った頃に強烈に修正が入った。
先生もいかついか個性的か穏やかな人が選ばれて配置されていた。
高3の担任の先生は穏やかで理性的な人だった。
ホームルームの時に、ふと「自分が好きな映画がある」と教えくれたのが「12人の怒れる男」だった。
観ろ!! 観とけ!!
と人を萎えさせるオススメをしない良い人だった。

高校を卒業して随分経つし、当時の担任の先生の歳を越えてしまったが、観て良かった。
そして、この映画をオススメしてくれた理由なんかも何となくわかった。
人を偏見で見ないこと、理性的に判断すること。
どちらも頭ではわかっていても中々出来ないことだ。
いやあ先生、今や俺も人に教える立場になってしまいましたよ。
今度は自分が人に、この映画をオススメする番がきたようです。
良い映画を教えていただきありがとうございました。

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