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自分にだって価値はある。

納得できる単価の仕事を請け負うために、どうしたらよいか考えていた私は、テストライティングを受け続けていた。

相変わらず、テストライティングの結果は修正だらけだった。

そして当たり前だが、本採用にはならず終わるものがほとんどだった。

そのうち、1つのクライアントに、仕事が終わって初めて、自分からメッセージを送ってみた。

「私の能力は足りていたでしょうか?
 もし、可能なら継続したいです」

率直にこのようにメッセージをした。

クライアントからは、しばらくして、返信が来た。

「ありがとうございます。
ぜひ、もう一度お願いできればと思います。
継続に関しては、もう一度業務して頂いて、そちらで判断してもよろしいでしょうか?」

返信をもらえて、もう一度仕事をしてもらえることが、とても嬉しかった。

そのクライアントとは、もう一度テストライティングを行い、修正はやはりもらうことにはなったが、継続してもらえることになった。

この辺りから、私のWebライターとしての人生が始まった気がする。

まだまだ足りないところだらけだけど、自分にだって価値はあるのだと、そう思えたのだ。

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