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男役と女役の法則

私の悩みのひとつ。

それは、男性を「男!」として
なかなか見られない事だ。

私の関わってきた男性たちに
大きな偏りがあるのも
事実なのだが、

それにしても、

私は男性と関わるといつもいつも
・お姉ちゃん
・お母さん
のいずれかになってしまう。

要は、目の前の男性を

「頼りにする存在=男」
として見る事ができずに、

「世話する存在=弟」
みたいにどうしても扱ってしまう自分
がいるのだ。

世の男性は、この「弟扱い」を
あまり喜ばない。。

それもそのはず。

だって、私にとっては
頼れる対象でなくても、

ほとんどの男性は、
相手にとって頼れる存在、
すなわち「男役」でいたいだろう。

相手が女性なら、
友達だろうが恋人だろうが
同僚だろうが、
尚更その傾向が強いと思う。

かくいう私も、できることなら、
一般的な女性よろしく、

誰かを頼りにする立場、
すなわち「女役」でいたい。

少なくとも
私が世話するような関係は
望んでいない。大変だからだ。

男性にも女性にも
一部の例外は必ず存在する。

しかし、大多数は、
男である以上「男役」、
女である以上「女役」である方が

心地良いのだと思う。

では、内心において
女役になる事を望んでいるのに、

自然、男性を世話する立場に
なってしまうのは、なぜか?

それは、その人(つまり私)に
男性要素が多いからだ。

男役の主な仕事は、
相手に頼りにされる事。

そのために必要なのは、
なんと言っても心の余裕だ。

一時の感情に押し流された
判断をしないため、
または、感情を一定に保つために、

自分を自分で世話する能力に
長けていなければならない。

自分の機嫌は自分でとって、
余力で相手の心情に配慮する。

これがどの程度できるかで、

その人の男性要素の割合は、
決まると思う。実際の性別とは無関係に

ちなみに、
対置される女性要素としては、

感情的なこと、そして、
それが故にパワフルである事だ
と理解している。

例えば、女性要素の多い人
であればあるほど、

自分にとって大事な特定人
(恋人や自分の子)のためならば、

他の人の事が目に入らないぐらいの勢いで、
とてつもなく大きなチカラを発揮できる。

これは、
感情が源だからこそ成せる業だ。

理性を源泉にしていたら、
ココまでのパワーは出ない。

男性要素か女性要素、
どちらか一方のみを持つ人間は、
たぶんこの世に存在しないと思う。

なぜなら、人間は誰しも

ある程度は感情的で、
ある程度は理性的だからだ。

しかし、一個人が
どちらをどの程度で
持っているかは一定しない。

そして、だからこそ、
どちらがどの役に回るかは相手次第。
要は、相対的に決まるのだ。

私の場合、
性別は女だけれど、

男性要素:女性要素 =8:2 
ぐらいなのではないか、と思う。

ゆえに、例えば、
私が、7:3の男性と関わると、

私の方が心に余裕がある存在で、

その人との関係においては、
私が自然と男役に回ってしまうのだ。

これこそ、男性を「男!」として
見られない現象の正体だと思う。

もちろん、この割合は固定的ではなく、
同じ人間でも加齢などにより
多少変動する事もあろう。

しかし、ただ1つの
絶対的なルール。それは、

男性要素がより多い方が男役、
女性要素がより多い方が女役になる事。

これは絶対的だと最近思い知らされた。
逆転はできない。
色々試したけれど、無理だったのだ。

ゆえに、ちぐはぐな立場でいるのが
心地良く思われないのであれば、

相手を変えるしかない。

例に出した7:3の男性は、

平均的に言えば十分に男性的な男性
といえるだろう。

その方は、6:4の方との間でも、
5:5の方との間でも、もちろん
2:8の極めて女性的な方との間でも、
自然、男役になる。

大抵の人間との間で、
頼られ、認められる男っぽい人だ。

それなのに、私との間では、
その男性すらも女役になってしまう。
「弟」になってしまう。

そして、その状況では
双方居心地が悪い、、。
残念なコトに、、。

この事実は、一方で落ち込む事実。
私は女役である方が楽なのに、
そんな関係になれる人は少ないようだ。

でも、見方を変えれば、
希望も見えてくる。

なぜなら、この事実は、

「男性要素が自分以上の方と交流すれば、
私は自然と女役に回る事ができ、
居心地良い関係が構築できる」

という事実すらも示してくれているからだ。

正直、0から10のグラデーションが
この世に偏りなく存在しているのなら、

8以上は全体の2割以下。

見つけるのは、大変そうである。

それでも、大半の男の人が
弟みたく見えてしまう現象の理由が
分からないよりは絶対にマシだから、

今回の発見を喜んでいる私なのだった。


ではでは。



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