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Water Opalのペンダント

オーダージュエリー

ウォーターオパールとは?

オパールといえばブラックオパールやファイヤーオパールを思い出しますが、こちらは瑞々しい水滴のようなオパール。クリアーな地色の上に鮮やかな斑点が浮き上がり、まるで浮かんでいるかのように見えるのが特徴。
主な産地はメキシコです。

ウォーターオパールの定義
・透明感を持っていること
・地色が無色から乳白色であること

向きによって遊色の見え方が変化します。

今回は青味がより多く出る向き(B)でペンダントを製作。

デザインを決める


・シンプルに石を囲む留め方で、アンティーク風にミル打ちで飾る。
・バチカンは固定
・18Kイエローゴールド

1, シンプル  2, 4ピースダイヤ入り 3, 左右に地金のアクセント入り
こちらに決定

CADで確認しながら微調整、バチカンの型を変更しました。

CAD画が完成し、ここからは工房で鋳造→石留めへと進みます。
ウォーターオパールは繊細な石で、乾燥、熱、衝撃に弱いです。石留め〜仕上げ中は特に気をつけながら作業します。また水分を吸収しやすく、水に浸すと白濁色になったり、ひび割れの原因になることもあるので超音波洗浄機は避けます。

完成

アンティーク風の仕上がりになりました。

鮮やかな遊食効果が際立ちます
水の滴のような美しい宝石

終わりに

他のオパールと同様にウォーターオパールは神秘的な宝石、美しい色の変化を眺めているだけでも癒しになります。少し取り扱いに気をつけてあげるだけで、この美しさを長く保つことができます。使用後は水や薬品は使用せず乾いた柔らかい布やメガネ拭きなどで汚れを落とし、乾燥や湿度を避けて保管しましょう。
ちょっとした衝撃で傷ついたりするので他のジュエリーとは別に、個別にケース入れて保管してください。

末長くご愛用いただけたら幸いです。

Hana Jewelsでは世界に一つ、特別なジュエリーを作るお手伝いをいたします。




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