見出し画像

それぞれの夜/4月18日(土)②

 私は今日休み。夫は21時には帰ってくるはずなので、20時半ころから晩ご飯のしたくをする。夫の昼にはご飯とともにスパイスカレー(今日は牛肉カレー)を持たせたので、夜はお米なしがいいだろうなあと冷蔵庫をみてみると、大きなかぶがあった。それと、一昨日薬局にいったときに見つけた、ずっと食べたいと思っていた「シーチキン&コンビーフ」をおつとめ品みつけて買っておいたことを思い出す、それも使う。かぶの葉っぱは適当に切っておく。かぶ本体…たいていのレシピを見ているとかぶの皮はむいて、とあるのだけど、かぶの皮はむかなくたって食べれるよねぇ、と思いながら、結局ピーラーでむくという一番意味のないむきかたをして、てきとうに切っておく。オリーブオイルをしいて温めたフライパンで、かぶとしめじを炒めて、そこにかぶの葉っぱもいれて、最後には「シーチキン&コンビーフ」。最後に塩こしょうで味付けしておわり。
 実食、なんというか、まあまあなのだけど、「思った通りの味」というかんじ。
 晩ご飯を食べ終わると、おつまみ食べながらお酒を飲みながら、コタツに入りつつそれぞれ読書をしたり、好きなことをしている。夫は、今日買ってきた本『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい 経済の話。』を読んでいるし、私も夫が買ってきてくれた阿久津隆さんの『読書の日記』を読む。『読書の日記』は、一見しゃれたお菓子の箱のような装幀。日記読みたい欲がふつふつと湧いている最近なので、これから読み進めるのが楽しみ。まだ数ページしか読んでないけど、阿久津さんが野球が好きと言うことがわかった。私は野球を見たことがほんどなく、ルールもしらず、選手もしらずなのだが、この先わかっていけるだろうかと少々心配。
 テレビでは、薬師丸弘子のコンサートをやっていて、アンコールで大好きな「Woman(Wの悲劇より)」も歌ってくれていて嬉しい。唯一無二の声。

 この間、いつものように窓をあけてほしいと猫たちが言うのであけておいてあげたら、パンが網戸を自力で開けて出て行ってしまった。すぐ気づいたのであわてて玄関に走って靴を履いてベランダまで行ってみると、お隣のベランダで「んーみぁ〜〜!」と普段鳴かないような声でこちらに訴えっているパン。あまりの大声にお隣さんも出てきてしまう。「どうしましたー?」「いや、うちのねこがそちらに行ってしまって」
 パンは飽きたのか、トコトコこちらに歩いてきたので、できるだけ怖がらせないように、抱きかかえて、お隣さんへは「すみませんでした!大丈夫でした・・!」と伝えて家の中へ。
 というわけで、窓を開けることをほぼ禁じられてしまった猫たち。ちい太は一日の最後に必ず一度は外を見たいと思うようで、毎日のように夫に開けてくれとねだる。夫は先日のことがあったものだから、ちい太にむかって、「あのね、今日は風が強いし、窓を開けたら大変なことになるんだよ。わかる?今もしも外になんて出ちゃったら、かえってこれないんだよ」と、切々と話している。

画像1

窓を開けて欲しい訴え


サポート、フォロー、コメント、すべて嬉しいです。サポートは、わがやのねこのごはんにさせてください!