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やっぱり不労所得はありがたい

今年の抱負についてちょっとおちゃらけた文章を投稿しました。
昨年はいろいろあった年でしたが、私にとっては「やっぱり不労所得ってありがたいなあ」と実感した年でもありました。

ここでいう不労所得とは、自動収入、英語では「パッシブインカム(Passive Income)」と呼ばれるもののうちでも、特にデジタルコンテンツから発生するものについて話題にしていきます。

私は、「ご職業は?」と聞かれると「ライターです」とこたえます。

フリーランスライターをしておりますが、自分でブログ運営やKindle本出版も行っています。
クライアントに依頼されて書くライティング案件からの報酬のほかに、デジタルコンテンツからわずかな不労所得を得ています。


2022年9月、1年間のバックパック旅行に出ました。
夫が一年間の休暇(無給です)をいただいたので、それを利用して海外旅行に出たのです。

長期休暇といっても無給ですので、その間の収入はありません。
私も旅行に集中するため、一年間、クライアントからの依頼は一切受け付けておりませんでした。

そして2023年9月末に、旅行から明けて戻ってきたわけですが、
自分の銀行口座を確認したとき、そこには、ちゃんとデジタルコンテンツから発生した不労所得が累積されていました。

旅行中、旅の記録としてブログは書いていました。
旅行記としてキンドルから新刊を出すこともちらほらありました。
でも、それ以外のライティングの仕事は完全にシャットアウト。

自分のための「記録」としての執筆以外、仕事らしい仕事はまったくしていなかった一年間です。

それでも、たとえわずかとはいえ、アマゾンやGoogleアドセンスからお金が振り込まれていたのです。

100%純粋な不労所得です。

「なんて、素敵」
と、思わずにはいられませんでした。


もちろん、私の不労所得なんて、しかも完全に何もしないでも毎月発生する安定した自動収入の額はしれています。

それで食べていくことは、まだできません。

それでも、「うふふ」ってなりますよね。
だって、本当に一年間、何もやっていないのです。キンドル本もブログも完全放置したまま。

そこで、「やっぱりキンドル本だ!」と、エネルギーの方向が電子書籍出版にシフトされたのでした。
これが、今年の抱負の動力となった地点です。

私がブログ運営を始めたのは2015年の5月。初めてのキンドル本を出版したのは2018年11月でした。

そのほかにも、複数のプラットフォームで有料コンテンツを販売したりメンバーシップなどに挑戦したりしたことがあります。

その中で認識したのは、私はジェットコースター型の収益アップダウンに弱いということです。

ブログ運営やコンテンツ販売でよくあることですが、一時まとまった金額が稼げることがあります。
そこまでたどり着くにはそれなりの労力と時間を費やす必要があります。

でも、ある日突然5桁や6桁の売り上げが上がっているのを見れば、だれだって興奮します。

しかし、一つのブログやプラットフォームから出る売り上げは、その後も長期的に安定して稼ぎ続けるという保証はありません。

私も経験済みですが、あれほど稼げていたものが翌月になると収益ほぼゼロということもあります。

こういう上がり下がりが激しいタイプの収入源は、私には合わないのです。
上り坂のときはもちろんうれしいですが、「いつゼロになるかもしれない」とひやひやするのが嫌いなのです。

このタイプのビジネスは、気持ちを消耗します。
だから、こうすればまとまって稼げるという方法がわかっていても、今は手を出しません。自分に向かないことがわかっているためです。

一時的な稼ぎではなく、私がほしいのは、細々とでも安定して稼げる不労所得です。
まったく手をかけず、放置していても稼ぎ続けてくれる、数字は地味でも粘り強い自動収入が理想なのです。

そして、リスク分散です。


一つのブログで月30万稼ぐのではなく、毎月着実に5000円稼ぐブログを10個所有したいと思います。
ここはまだまだ実現できておりません。

一冊のキンドル書籍で月に10万印税を得るのではなく、わずかな印税でも着実に毎月売り上げてくれる書籍を1000冊保有したいと考えています。

2024年は本当にここに注力しようと思っていて、そのために収益金額も有料コンテンツとして配信していこうかな、と思っています(あくまでも予定)。

そして、今年末までに、(デジタルコンテンツからの)純粋な不労所得の合計が月10万円以上にまで伸びればいいなあと考えているのですが、うーん、正直微妙ですね…

とにかく、できることをやっていきましょう。




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