子宮全摘出手術後2日目

なぜか、真夜中の2時と、朝5時前に起きてしまう。

2時ぴったりに目が覚める気持ちの悪さ。丑三つ時はもう少し後かもしれないが、ホラー映画を昔よく見ていた私にはちょっと嫌な時間に思える。
お腹の痛さで目が覚めたようだ。傷が痛くて寝られない感じ。少し我慢を試みたが、断念。硬膜外麻酔の青いボタンを押した。その後は、数分で眠りについたようだ。起きている間は我慢できても寝ている間は我慢できないようだ。

次に目が覚めたのは、4時半。起きてもしょうがないので、少し寝ようとしたが、うとうとした後、すぐに覚醒してしまった。入院前に見られなかったドラマの最終回を一本見ることにした。

そうやって過ごしていると、6時ごろにナースがやってくる。検温と血圧。
寝る前ほどの痛みは無くなっていた。血圧も、やっと100を超えてきた。

今日の目標は、部屋のトイレまで歩けたら、尿の管を抜く。
病院から提示された計画通りに進みたい。意地でも歩くつもりだった。

体勢を変えるとお腹が痛い。ご飯を食べる体勢も結構きついが、昨日よりはマシになっている。

ナースがきて、部屋のトイレまで歩く。結構お腹にくるが、なんとか歩けた。
体を拭いてもらい、尿の管を抜いてもらった。これで、だいぶ身動きが取れるようになる。

主治医が来てどうですか?と聞かれたので、昨夜は痛くて寝付けなかったので、2回、麻酔のボタンを押したことを伝えた。
予定通りなら、今日硬膜外麻酔のチューブも外される。
「痛いなら、後1日つけててもいいですよ」と言ってくれた。本来なら、痛くて痛くて、苦痛だったろうが、この麻酔のおかげで、楽にいられる。ありがたい。
でも何となく、気持ち悪いのは、この麻酔のせいか。

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