見出し画像

長女がトーコーキョヒでして<6>

【学校との連携】
 我が家に関しては。
 長女の登校拒否の理由が、主に本人の性格・考え方によるものだと考えていますので、多くを学校に求めるということがありません。
 なので、学校との関係は比較的良好だと感じています。
 教頭・校長レベルで話し合いが必要な事例ではないと思っていますので、主に養護教諭・担任教諭との連携になっています。

 登校拒否し始めの頃は、泣く長女を引きずる私を、担任教諭が迎えに来てくださったこともあります。
 登校はしたものの、玄関から入っていけない時は、名前も知らない教諭に託したこともありますし。
 帰ると言い張る長女を、教頭先生に引き渡したこともあります。
 朝の時間が不安で教室に居られないということで、登校後まずは保健室でゆっくり心の準備をさせていただいた時期もありました。

 現在は、担任教諭との相性があまりよくないので、まずは朝保健室に登校し、特別支援用の教室で個別授業対応していただく日もあります。
 それに対して、担任教諭もほどよい距離を保って接してくださっていますし、適宜学校での様子もお知らせいただけています。
 また、各種宿題などについても、強制されていません。宿題ができてないから行かない、という時期もあったので、配布はするが本人から提出がない場合は督促しないという対応をしていただいています。
 現在もまだ9時の重役登校(笑)ではありますが、自分から宿題をしたり、着替えたり、準備を進めたりしているので、登校への意欲がみられるようになりました。

 学校として、登校したいと考えている家庭に対して、相応の配慮をいただいていると感じています。
 なんといっても、特別支援が充実している(インクルーシブ教育の先進校)ために、教員や教室に余裕があるというのが、我が家にとってはとても有り難いことでした。
 長女が教室に入りたくないときには、保健室ではなくサポートルームでマイペースで勉強を進められるように配慮いただき、その結果さほど学習面で遅れることがなかったのが、教室に合流できた大きな要因だったからです。
 こうした対応は、すべての小学校で可能という訳にはいかないので、この学区に越してきて良かったのかなと今更ながら感じています。

道産子の津軽在住2児の母。登校拒否長女との日々雑感と、しあわせに生きる”ちょこぽじ”のススメ。