きょうは玉ねぎ、明日は蜂蜜
日本の食事について書きたい、なんて言いながら、私はごはんよりパンがすきです。
お店に充満するふわーとした香ばしい香りも、さくっ、ぎゅむ、かりかり、色々な食感も。
見た目の華やかさも、食事にもおやつにもなるところも。
なので、先日出た「パン語辞典」(著ぱんとたまねぎ)は、完全にストライク!でした。
—パンにまつわることばを イラストと豆知識でおいしく読み解く—
と表紙に書かれている通り、おなかが空きそうな楽しいミニコラムが、あいうえお順で沢山並んでいる本です。
その中で一番惹かれたのが、綴じ込み付録の「パンの食卓ことわざ」に出てきたもので、
表題の本当の文章は「きょうは蜂蜜、あしたは玉ねぎ」アラブのことわざで楽しいことも辛いこともあるのが人生だ、という意味合いで使われるそうなのです。
とはいえ、蜂蜜のように幸福な今日の次の日が、玉ねぎのように涙が出るくらい辛い明日なんて、私はいやだなと思って逆にしてみました。
毎日が今日よりもよい明日になったら、それはとても嬉しく楽しいことだと思います。
そう思って、自分が興味のあることを調べて、つたないながらもまとめていく。ここをそんな場所にしたいです。
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