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イザヤの預言*彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする

多くの民が来て言う。

「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。
主はわたしたちに道を示される。
わたしたちはその道を歩もう」と。

主の教えはシオンから
御言葉はエルサレムから出る。

主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。

彼らは剣を打ち直して鋤とし、
槍を打ち直して鎌とする。

国は国に向かって剣を上げず
もはや戦うことを学ばない。

ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう。

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イザヤの預言 2.3-5
待降節第1主日 第1朗読
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神様とともに歩むために、すべてのひとが、誰かを傷つけてしまうものを手放すことができますように。

武器はもちろんのこと、言葉や、思いも。

待降節第1主日からはじまった新しいミサの式次第に合わせて、手話通訳も大きく変わりました。

言葉が変わったところだけでなく、この機会にこれまでの表現も含めて、日本カトリック聴覚障害者の会へ全国のろう者、通訳者、そして司祭の声を丁寧に集めながら、研究会が続けられてきたからです。

典礼の言葉ひとつひとつの意味を大切に、より伝わりやすく、通訳もしやすい手話ミサにするために、たくさんの方が尽力してくださいました。

長崎では、土曜の晩にカトリック八幡町教会での手話ミサからスタートしたのですが、私もちょうど当番の週だったので、まさかのトップバッターのひとりに…(汗)

ほかの通訳の方と「ここはこれでよかったんですよね?」とお互いに開祭ギリギリまで確認しつつ、なんとかやり通すことができました(*´ー`*)

限られた時間の中で丁寧に資料をまとめてくださった、手話研究会の皆さまに心より感謝申し上げます。

神様の言葉が「見える」手話表現ができるように、これからも精進していきたいと思います。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。